ガンプラレビュー ガンダムアストレア タイプF
シャア専用ではない。
アストレアF000

どうも、いいんちょ@です。
今回はガンプラレビュー、ガンダムアストレアタイプFを紹介します。

ガンダムアストレアタイプFとはなんぞや?という方のために軽く解説を。

ガンダムアストレアとはアニメ「機動戦士ガンダムOO」の前半の主役機
「ガンダムエクシア」の原型機で、そのアストレアを改良したのが「タイプF」、
そしてさらにエクシア用のパーツを組み込んで強化したのが「タイプF2」です。

タイプF/F2共に公式外伝コミックスである「機動戦士ガンダムOOF」及び
「機動戦士ガンダムOOI」に登場しています。






アストレアF001

まずはパッケージ。
迫力のあるイラストが目を引きます。





アストレアF002

中身のランナー群。

元々の設定がガンダムエクシアの原型機だけあってキットはエクシアの成型色を変えて
アストレアタイプF用のランナーを2枚追加した物になっています。

そのため箱の大きさ以上にパーツ数は多いです。






アストレアF004
アストレアF005

完成状態。このキットは「タイプF」と「タイプF2」のコンパチキットで、
どちらかを選んで組み立てられますが今回はタイプFを選択。

ほぼ素組みですが各所に付属のシール(全部は使っていません)と、
カメラアイまわりのごく一部だけ塗装。

キットの構成の都合上、タイプFとF2を完成後に組み替えることは困難です。
タイプF2にするとボディのハードポイントが減って同時装備できる武装が
減ってしまうので注意。

シャア専用機ばりの真っ赤なボディが目を引きますね。
ガンダムフェィスがバイザーで隠れているせいもあって、ダブルオー知らない人には
パッと見ガンダムだとは分からないかも。

スタイルはバツグンにいいですね。ディテールやエッジもシャープです。





アストレアF006

頭部アップ。

この機体も一応「ガンダム」なのですが、任務上ガンダムであることを隠すため
マスクを装着しているという設定。マスクパーツはクリアグリーン。

マスクの奥にはガンダムらしいツインアイのモールドがあるのですが、
素組みそのままだと完成後ほとんど目立たないので、目の周りを黒に、
ツインアイを銀色で塗装してみました。




アストレアF007

胴体部は非常に複雑な面構成。

胴体中央の球形のレンズはクリアパーツ。





アストレアF008

脚周りはベースキットとなったHGエクシアとほとんど同じで、腰前面のスカートや
ヒザ側面のハードポイントが大きな違い。






アストレアF009

可動を見ていきましょう。

頭部はダブルボールジョイント可動ですが、見ての通り首周りが
色々とタイトなので可動範囲は狭いです。
画像ではこれでも目いっぱい右を向いています。

肩は胸とつながるアズキ色のパーツごと可動する凝った作りですが
それほど可動範囲は広くないですね。

ヒジは単純な1軸可動。手首は引き出し式のボールジョイントで
引き出すと可動範囲を向上させられる仕組み。

腰は左右に可動できます。




アストレアF010
アストレアF011

脚の付け根はボールジョイント、ヒザは2重関節が採用されています。
足首の可動範囲はかなり広く、接地性は良好です。

太もも回りがかなりタイトな感じで、太ももを上方向へはあまり
上げられないですね。

全体的な印象としては可動については少々古臭い作り
(発売が2010年4月なので仕方ない面もありますが)です。

しかもかなりの割合で関節部にポリキャップではなくABSを多用しているので
塗装派の方は要注意。





アストレアF012

アストレアタイプFの最大の魅力といえるのがこの豊富な武装群。
やっぱ武器がいっぱい付いてるのは単純に嬉しい。





アストレアF013

GNビームライフルとGNシールドを装着した基本形態。






アストレアF014

GNビームライフル。

手と上腕への接続部でガッチリ固定されます。




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アストレアF019

腰脇の丸いパーツを外してハードポイントパーツに交換すると
GNビームライフルを装着できます。






アストレアF019a
アストレアF019b

GNシールド。エクシアの物とよく似た形状ですが先端は尖っていません。
またエクシアのキットでは1色だった表面がきちんと色分けされたパーツになり
見栄えが良くなりました。





アストレアF020
アストレアF021

プロトGNソード。

エクシアの装備で一番印象的だった「GNソード」の原型ですね。
ブレードはもちろん前方に展開可能。





アストレアF022

GNランチャー。
ガンダムヴァーチェの「GNバズーカ」の原型となった武器。

胸部のアンテナを外して本体に接続する事が出来ます。





アストレアF023

GNランチャーとボディをつなぐアームの基部にはポリキャップが内蔵されており
軸可動できます。

グリップも左右に可動。





アストレアF024

GNハンドミサイル

アニメでガンダムキュリオスが使用していた武器。
手に持たせる他、グリップを外して腕やヒザのハードポイントにも装着できます。






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アストレアF026
アストレアF027

GNビームピストル。アニメではガンダムデュナメスが使用していました。

専用ホルスターに収められていて開くと中から取り出せます。





アストレアF028

左右1丁づつあるので2丁拳銃も出来ます。







アストレアF029

GNハンマー。いわゆるガンダムハンマー系の武器。
クリアグリーンのスパイクがキレイです。




アストレアF030

固めのリード線が1本付属していてハンマー射出状態も再現できます。





アストレアF031

GNビームライフル同様腰のハードポイントに装着可能。






アストレアF032

NGNバズーカ。

元々は連邦軍側の量産機「GN-X」が使用していたバズーカ砲。





アストレアF033
アストレアF034

中央部分に伸縮ポイントがあります。これは多分他のMSに持たせる事を
考慮しての仕様だと思います。





アストレアF035

フォアグリップを待たせての両手持ちももちろん可能ですがやや窮屈。





アストレアF036

フォアグリップは折りたたみ式で、しかも左右両方付いているという
なかなか気が利いた作り。左右どちらでも両手持ち出来ます。





アストレアF037

GNビームサーベルは腰後方に2本、左右に張り出す形で装着。

じつはこの張り出したビームサーベルが難点で、他の武装を装着する時
なにかと干渉(特にプロトGNソード)してしまいます。

サーベル接続部もそれほど頑丈な作りじゃないので誤ってヘシ折らないように
注意が必要です。





アストレアF038

サーベル刃はクリアパーツ。2本あるので二刀流も可。

原型となったエクシアのキットではグリップと一体の単色プラだったので
これは良い変更点ですね。





アストレアF039

股間にはスタンド接続用の3ミリ穴があるので別売りのアクションベースや
figma用スタンドが使用可能。





アストレアF040

で、このキット買ったら誰もが必ず1度はやるであろう「武器全部乗せ」w

うん、やっぱ武器てんこ盛りMSって単純に楽しいですね♪






アストレアF041

前述の通りこのキットは「HGガンダムエクシア」のバリエーションキットな訳ですが
実はエクシア用パーツも全て含まれており、「赤いエクシア」として組むことも
一応可能(足りないのは肩と上腕を繋ぐゴムパーツのみ)です。

アストレアとして組んだ後もエクシアの頭部なんかは丸ごと余るので
「ボディはアストレアFだけど頭部はエクシア」みたいな組み替え遊びも出来ますね。





アストレアF042

ではまとめを。

エクシアに追加パーツをプラスしたバリエーションキットでありますが
デザインのかっこよさと大量の武器パーツでプレイバリューの非常に高いキットですね。

関節構造がやや古臭い、関節にABS多用と難点もありますが
どこか悪役っぽい香りのするスパルタンなシルエットが素晴らしいです。

ちなみに「タイプF」に改造される前のノーマル「アストレア」も発売されています。
若干武装が減っていますがこちらはガンダムらしいトリコロールカラーなので
「赤いのはヤダ」という方にはそちらがオススメです。


以上、ガンダムアストレアタイプF レビューでした。



2016/03/25(Fri) | ガンプラ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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