月刊ゾイドグラフィックスvol10・ゾイドライジャー
本日は月刊ゾイドグラフィックスよりゾイドライジャーを紹介します。
ライジャー005

DATA
全長:20.2m
全高:6.5m
重量:40.0t
最高速度:320km/h

武装
3連電粒子砲
ビーム砲
連射キャノン
レーザーサーベル

定価2300円


ゾイドライジャーは旧大戦においてゼネバス帝国軍が開発したライオン型ゾイドです。

旧式化したヘルキャットの代替機として製作されており
あまりステルス性は考慮されていませんが、より高速で、武装も大幅に強化されています。

スピードを特に重視しており独特の流線型をしたボディは空気抵抗を最大限に減少させ
このクラスでは320km/hという破格の最高速度を誇っています。

当時の帝国軍にとっては期待の新型ゾイドであり
最精鋭部隊のデスザウラー大隊に優先的に配備されましたが、共和国の切り札ともいえる
マッドサンダーの登場によりデスザウラー大隊は苦戦を強いられ
ライジャーもあまり華々しい戦果を上げることが出来ず、結果的には
ゼネバス帝国軍最後の量産ゾイドとなってしまいました。





ライジャー001

まずはパッケージから。

月刊ゾイドグラフィックスとは旧ゾイドシリーズの人気機種を
月ごとに1機種、特別なパッケージやブックレット付で販売したシリーズです。

RZ/EZシリーズで復活しなかった旧ゾイドもラインナップされていたために
人気を博しました。ただ、値段がもともとのゾイドの定価より
かなり高くなってしまったのが残念なシリーズではありましたが・・・。

ライジャーの箱はかなり大きく、1/100のガンプラクラスの大きさがあります。


この月刊ゾイドグラフィックスは、びーばるさんより頂いた物です。
びーばるさんありがとうございます。





ライジャー002

箱は扉付になっており、パーツの一部が見えるようになっている仕様。







ライジャー004

付属のブックレット。

ゾイドに関する解説・資料や、惑星Zi大異変と新大戦の間に起こったある事件を描いた
新バトルストーリー等の読み物、そしてライジャーの組み立て説明書も兼ねています。







ライジャー006
ライジャー007

ライジャー・フロント&リアビュー。
帝国軍では珍しいライオン型ゾイド。長い尻尾が目を引きます。

動力は大型ゼンマイで、大きさもコマンドウルフとほぼ同クラスですね。
ゼンマイを巻くと4本の脚を動かして前進歩行します。






ライジャー008

頭部アップ。

目に当たる部分はクリアパーツ。口が歩行にあわせて開閉します。







ライジャー009

背部の整流版「ジェットプロテクター」を後ろへスライドさせると
頭部ハッチを開くことが出来ます。パイロットが1名搭乗。
付属パイロットは旧ゾイド仕様の銀メッキ。

・・・ただ問題があり、コクピットにパイロットを座らせると
ハッチ内部がパイロットの頭につっかえて閉めることが出来ません。

パイロットフィギュアを突っついて奥のほうへ押し込むとハッチが閉じられますが
今度はパイロットの厚みのせいでハッチを完全に閉じることが出来ません。






ライジャー010

牙は格闘兵装であるレーザーサーベル。

首下にあるのは通称「連射キャノン」と呼ばれるガンポッドシステムで、
ブラスター砲・レーザーガン・マシンガンを一纏めにした物。







ライジャー011

背中にはビーム砲1門、腰上部には3連電粒子砲を装備。







ライジャー013

尻尾の先にもビーム砲を装備しています。







ライジャー014

設定自体が「高速化のために空気抵抗を排したデザイン」であるため
全体が丸みを帯びた何と言うか「つるっとした」デザインですね。

ディテール的にはちょっと物足りない感じもします。







ライジャー017

ボーナスパーツとして旧ゾイド時代に販売されていた
帝国軍兵士フィギュアセットが付属。

まだゾイド世界の設定があまり固まっていない頃の商品なので
兵士の服装がバーバリアン風だったりします。

一応1/72スケールということになっていますが、
実際のサイズはかなり大きめです。






ライジャー016

ではまとめを。

銀と黒と赤の配色がカッコイイゾイドですね。パーツ数は比較的少なく
組み立ては容易です。

ですがギミック・構造・ディテール部分に少々物足りなさを感じます。
全体的にオーソドックス過ぎる作りで、面白みという面ではいまひとつ。

必要以上に大きいパッケージや値段設定も少々疑問が残ります。
もうちょっと内容にプラスアルファが欲しい所です。


以上、月刊ゾイドグラフィックス・ゾイドライジャーでした。



2013/01/16(Wed) | ゾイド・帝国 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
コメント
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再び御紹介ありがとう御座います。 ('◇')ゞ
チョット「某ウィルス」に掛かって胃腸を痛めてしまい、コメントが遅れましたorz…

う~ん、また微妙なモン渡してしまいましたねぇ(苦笑)
高速化を意識したのか、「ライオン型」にしてはエラくスリークなデザインですが…、だったら豹とかチーターで良かったかも。
(そもそも、ライオンとかトラって「大型ゾイド」位じゃないと力感が出ない気がします)
ストーリーの変わり目の製品でデザインに時間が掛けられなかったんですかねぇ?

ゾイドの四肢と口の開口等のリンク機構とか、基本的な部分は流石だと思いますが。
(ゼンマイの回転軸は脱着式にして欲しい処なんですが)

>必要以上に大きいパッケージ

エ~ッと、コレをそちらに送った最大の理由ですねぇ(汗)
ミクロなら5~6個分幅取りますんで。
バインダーになる訳でも無し、厚さだけでも何とかならんかったですかねぇ…
値段は初めて知りましたが、ヤッパ高いですよねぇ。 (>_<)
by: びーばる * 2013/01/28 00:48 * URL [ 編集] | page top↑
--びーばる様--

コメントありがとうございます。

>某ウィルス

体調のほうはいかがでしょうか?
体には充分お気をつけください。

>デザインに時間が

このあたりから新作ゾイドのデザインのレベルが
下がり始めた時期ですかね。
旧ゾイドの末期もデザインは良くなかったです。

>厚さだけでも何とか

なんか付属のブックレットに合わせたようなサイズなんですよね。
もうちょっとコンパクトなパッケのほうが
良かった気はします。

しかし貴重な品であることには違いありません。
本当にありがとうございました。
by: いいんちょ@ * 2013/01/28 21:18 * URL [ 編集] | page top↑
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