全長:10.8m
全高:2.7m
重量:12.0t
最高速度:(海)32.0ノット (陸)120.0km
武装
ハイパーキラークロー
ハイパーバイトクロー
加速ビーム砲x2
パルスレーザー砲
バルカン砲
3連装バルカン砲
小型スモークディスチャージャーx8
定価400円(動力なし)
マッカーチスはガイロス帝国軍が開発したSS(超小型)クラスの
海陸両用ゾイドです。
SSクラスながら中型ゾイドにも匹敵する武装・装甲を備えており
本来は多数を集中運用する集団戦闘向けの機体ですが、
スモークディスチャージャーや偵察用小型ビークルも搭載しており
敵地の強行偵察任務などもこなすゾイドです。
バトルストーリーではゾイドの運用が困難な強電磁海域
「トライアングルダラス」で自由に行動していた事から、何らかの
電磁波シールド技術も搭載されているようです。


マッカーチス・フロント&リアビュー。
前回紹介したグランチャーに続いて帝国軍側の超小型ゾイドです。
グランチャーと同じくマッカーチスもノリタマさんよりの頂き物です。
ノリタマさんありがとうございます。
モチーフはザリガニですが、どっちかというとロブスターっぽい感じ。
SSクラスなのでゼンマイ等の動力源は未搭載のディスプレイモデルです。
写真では青っぽく写っている部分は、本来は紫色です。
私のデジカメはどうも紫色が苦手な様で、どうしても青っぽく写ってしまうことがあります。


ハサミ状の右腕はハイパーキラークロー。シャベル状の左腕はハイパーバイトクロー。
どちらも先端のツメ部分は開閉可能。腕付け根も1軸の軸可動で左右に可動します。
ヒゲ状のアンテナは軟質樹脂製で折れる心配はありません。
赤い部分はクリアパーツを使用しています。

頭部(背中?)のハッチを開けると寝そべった姿のパイロットが
1名搭乗しています。


尻尾は多重関節になっていて、前方へエビの様に折り曲げる事ができます。
尻尾先端中央にはパルスレーザー砲を搭載。

背部の加速ビーム砲は前後に可動させる事ができます。

裏側はこの様になっています。
8本の脚はボールジョイントで本体と接続されており、1本1本が
独立して可動させられます。
さて、いきなりですが、このマッカーチスのキット最大の難点がこの脚。
脚のボールを受ける本体側の穴が小さすぎて、ボールがまともに入りません。
また脚のボール部分の軸の強度も弱く、無理やりはめ込んだりすると
可動の際にボール部分ががねじ切れてしまう可能性があります。
破損を恐れて浅くはめ込むと、今度は動かすたびに脚がボロボロ外れてしまう事に。
対策としては脚のボールを削って小さくするか、
本体側の穴を多少広げてやるといいでしょう。
私は本体側の穴を3.1ミリのドリルを使って広げてやりました。


腹部の紫色のパーツは取り外すと偵察用小型ビークルに。
他にオマケとして立ち姿のパイロットフィギュアが1名付属。

ではまとめを。
外見はザリガニという事でちょっと好みが分かれるモチーフですね。
ちなみに大きさも本物のザリガニとほとんど同じくらいの大きさです。
難点としては前述の脚部分のボールジョイント部分の他に
若干はめ込みが硬くて組み立てがやりにくい箇所がいくつかあること、
前腕部分に2箇所しか可動がない(腕付け根とハサミ)為に
ポーズ付けがちょっと物足りない部分があることですかね。
特に脚部分の不具合は破損にも繋がるので、精度が欲しかったところです。
以上、EZ-047マッカーチスでした。
久しぶりのゾイドレビューですね。
ssゾイドってショボいイメージあったんですけど意外とリベット風のモールドとか大きさの割に情報量あるんですね。
ssゾイドにも興味でてきてしまいました~。
寝転がったパイロットが蠍の24ゾイドを彷彿とさせてなかなかいいですね。
コメントありがとうございます。
>大きさの割に
SSゾイドは動力源の制約が無いので
大胆な形状をしたものもありますね。
ただ出来については当たり外れが多いクラスのような
気がします。
>寝転がったパイロット
寝そべり姿のパイロットはEZ/RZシリーズの中期以後に
いくつか採用しているゾイドがありますね(スナイプマスター等)。
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