全長:14.1m
全高:5.7m
重量:24.0t
最高速度:195.0km
武装
AZ120mmグラインドキャノン
20mmガトリング砲x4
地対空2連装ミサイル
レーザーカッターx2
モルガキャノリーはゼネバス・ガイロス両帝国で使用された小型ゾイドの傑作
「モルガ」に支援砲撃用の大型キャノン砲「キャノリーユニット」を装備した
バリエーション機です。
キットはアニメ「ゾイドジェネシス」に登場したカラーリングを再現していますが
「正史」である新大戦(西方大陸戦争)においてもカノントータスのような
長距離支援機を持たなかったガイロス帝国軍において同様の機体が活躍しています。


モルガキャノリー・フロント&リアビュー。
アニメ「ゾイドジェネシス」仕様として発売された物で
成型色を変更し、EZ版でもオプションとして別売りされていたキャノリーユニットが
セットになったキットです。
このモルガキャノリーは先日ノリタマさんより頂いた物です。
ノリタマさんありがとうございます。
カラーリングがよりミリタリーチックになって渋い感じです。
そして何より背中に背負った大型キャノン砲が目を引きますね。
ゾイドジェネシスでは主にディガルド討伐軍所属のゾイドとして
支援砲撃に活躍していました。

ゾイドとしては小型の部類に入るモルガに対して全長は変わらないくらいの
大型キャノン砲が搭載されています。
砲口径は120ミリという設定みたいですが、スケールから言うと
口径200ミリくらいはあってもおかしくない大きさです。
モルガは小型ゼンマイで前進可動しますが、この大きな大砲背負っても
なんとか前進可能です。

キャノン砲は砲本体とモルガへの接続軸で上下に可動できます。
仰角を上げるといかにも砲撃姿勢って感じですね。



モルガの特徴の一つである頭部ブロック。
外部装甲を開くと中に帝国軍共通コクピットがあり、
中にはパイロットが1名搭乗しています。

尻尾部分のハッチを開くと中に2連装地対空ミサイルランチャーがあります。

EZ(ガイロス帝国)版モルガと並べてみました。
成型色の変更とキャノリーユニットの追加の他にポリキャップも
ガンスナイパーなどに使用された新しいタイプに変わっています。

もちろんキャノリーユニットを外してノーマルのモルガにする事も可能です。
このカラーリングを見て「リアルタイプガンダム」を連想した私は
間違いなくオッサン(笑)

EZ版モルガにキャノリーユニットを装備。ガイロス版モルガキャノリーですね。
ガイロス帝国においてもお手軽な長距離支援機として重宝されたようです。

ではまとめを。
元であるモルガは間違いなく傑作ゾイド、そして背負った巨大な大砲がかっこいいですね。
ノーマルのモルガはどこかユーモラスで可愛らしい印象がありますが、
キャノリーユニットを装備するとがぜん攻撃的な感じになります。
パーツ点数も少ないのでサクッと組み立てて楽しめるのも良い所。
タカトミさん傑作機・人気機種のみでいいから、たまにゾイドも再販してくれませんかね?
以上、モルガキャノリーでした。
パイロットとかキャップで大体の大きさはわかるんだけど、それぞれのゾイドの大きさってよくわからない。
種類の違うゾイドの比較画像は少ないから比較されてる画像は貴重です。
コメントありがとうございます。
>それぞれのゾイドの大きさ
あ~ウチでもあまりその辺の比較対象になるような
画像は撮ってませんでしたね。
ゾイドはガンダムとかと違って人型でない分
余計イメージが掴みにくいかもしれません。
やはり人気機体は優遇されるんでしょう。
歩兵ゾイドのバージョンアップについていけず、動く棺桶のレッテルを貼られたモルガ。
普通のゾイドなら製造中止ですが、モルガの高い生存率と量産性を埋もれさせるのは帝国も惜しかったんでしょうな。
大型ゾイドにも痛手を与えられる大火力で、支援砲撃に特化させるのは素晴らしい限り。
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