全高/6.8m
重量/23.0t
最高速度/105.0km
武装
88ミリパルスレーザーガンx2
115ミリマシンガンx2
180ミリマルチプルランチャー
ストライククローx2
レーザーチェーンソー(レーザーエクスカベイターに換装可能)x2
定価800円(税別)
西方大陸戦争に辛くも勝利した共和国軍は停戦の申し入れを拒否したガイロス帝国の本土
暗黒大陸ニクスへの派兵を決定しましたが、ニクスは中央大陸や西方大陸に比べて
険しい地形が多く、進撃に大きな困難が予想されていました。
そこで史上初の戦闘工兵ゾイドとして開発されたのがRZ-043スピノサパーです。
スピノサパー最大の特徴は背中の装備を任務に合わせて換装可能な事で
レーザーチェーンソーやドリルユニット等の特殊装備で障害物の除去や整地を行い、
進撃路の確保や橋、前線基地の建設などを主な任務にしています。
また作業を妨害する敵に対する自衛用の火器やこのクラスとしては頑強な装甲を持ち
同クラスのゾイド相手ならそれほど引けを取らない戦闘力も併せ持っています。

フロント&リアビュー。
暗黒大陸攻略用に開発された工兵ゾイド、スピノサパー。
スピノサウルスがモチーフな割にはずんぐりむっくりなスタイルで、
あまり俊敏そうではないですね。
立ち姿もガンスナイパーやレブラプターのような実際の恐竜に近い姿ではなく
頭が高くて尻尾を下げた「怪獣」スタイルです。

頭部アップ。
コクピットは頭部にあります。キャノピーが開閉可能。
口と首も手動で可動できます。口腔内には2連装88ミリパルスレーザーガンを装備。

両手は格闘用のツメ、ストライククロー。手動で開閉できます。
股間には2連装115ミリマシンガンを装備。

尻尾の途中には180ミリマルチプルランチャーが装備されています。
これはガンスナイパー等と同様、取り外してゼンマイのネジ巻き棒になります。

レーザーチェーンソーを展開したところ。
チェーンソーのアームには可動軸が4箇所ありますが左右への可動軸が先端部分にしかないので
アームを大きく左右に開く事ができず、あまり可動範囲は広いとは言えません。
アニメ「新世紀/ゼロ」ではこれをブンブン振り回して戦ってました。

もう一つの装備、ドリルユニット(レーザーエクスカベイター)に換装した状態。
味方の進路上にある岩などの障害物を粉砕する装備です。
ドリル部分は回転できます。

ドリルユニットは折りたたんで背中に背負う事ができます。
スピノサパーは小型ゼンマイを内蔵しており、腕を上下に振りながら前進歩行します。
ではまとめを。
800円というコマンドウルフあたりと同じ価格にしてはサイズが小さくて
ちょっと物足りない印象ですね。手動での可動部が多かったり、背中に背負う装備が
2種類付いていたりとプレイバリューは高いはずなんですが、レーザーチェーンソーの
可動範囲が狭かったりスタイルが野暮ったかったりと、イマイチこなれてない感じがします。
あと気になったのが武装の口径が大きすぎる事。あの小さなレーザーガンが88ミリだったり
マシンガンが115ミリだったりして、他のゾイドの武装設定と全く釣り合いが
取れてません。もうちょっと気を使ってもらいたかった所ですね。
以上、スピノサパーでした。
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