figma 真希波・マリ・イラストリアス
本日はfigmaのレビューです。
マリ 001

本日はMAXファクトリー製のアクションフィギュアシリーズ「figma」から
真希波・マリ・イラストリアスをレビューしたいと思います。

本当は昨日(もう一昨日かw)記事を上げる予定だったんですが
デジカメのバッテリーが途中で力尽きたり、写真枚数が予想以上に増えてしまい
それにつられて文章量も増えてしまったりで時間がかかってしまいましたorz


マリはエヴァンゲリオンの新劇場版2作目「破」に登場したキャラクターで、
映画冒頭でのEVA仮設5号機での戦闘や、ラストの第10使徒戦では2号機に搭乗して
奮戦しました。

思ったほど出番は少なく、ストーリーの本筋にはあまりからんできませんでしたが
謎めいた言動や2号機の裏コードを知っているなどミステリアスなキャラクターでした。






マリ 002
マリ 003

フロント&リアビュー。

第10使徒戦でEVA2号機に搭乗した際に着用した、新型のプラグスーツ姿を再現。
可動フィギュアながら素晴らしいプロポーションですね。

すごく細身な貞本キャラですが、figmaのマリも肩幅・ウェストなどはかなり細身ながらも
太ももなんかは貞本キャラにしてはややムッチリめな造型。個人的には好み。

ボディカラーは塗装と成型色で構成されていますが、今回のマリは
若干ペイント部分に荒い部分も見受けられました。ちょっと残念。





マリ 006

では可動部分から見ていきましょう。
まずは首回りから。

これまでのfigmaは首部分の可動はリングジョイント1個のみでしたが
マリには首部分に2箇所の小型リングジョイントが設けられた2重関節になっており、
首を大きく上下させる事が出来ます。左右への可動も問題なし。

ただ内部構造の都合で首をかしげる事がほとんど出来ません。
せめて首上部の関節だけでも普通のボールジョイントにしたほうが扱いやすいんですが、
なぜかfigmaは首可動部はかたくなにリングジョイントにこだわってますね。





マリ 007

腕回りの可動。

肩はボールジョイントとリングジョイントの2重関節でミクロレディとほぼ同じ構造。
肘はリングジョイントで左右へのロールも可能。
手首は軸可動2箇所でミクロレディと同じ構造です。

手首のカバーパーツは一見手首可動の邪魔をしそうですが、
カバーパーツは腕に固定されておらず左右に回転できるので問題ナシです。





マリ 008

胸部分と胴体部分はダブルボールジョイントで接続。前後左右に可動。
バスト回りは軟質素材で出来ており、可動を妨げないように工夫されています。

プラグスーツのデザイン上の都合で腰周りの可動はオミットされましたが
これは見た目的に正解だったと思います。





マリ 009

脚の可動はこのくらい。脚付け根はボールジョイント+横ロール、
ヒザと足首はリングジョイント。

太ももは意外と上まで上がりません(60度くらい?)
足首はミクロレディ2と近い構造なので正直扱いづらいです。





マリ 010

腰周辺は軟質パーツとなっており、太ももを上げると接触部分が変形して
可動範囲と見た目を両立させています。

ただ「軟質樹脂」と言うわりにはやや硬く、一般的なガシャポンフィグの
材質くらいの硬さ(バスト部分パーツも同様)で、それほど可動範囲の拡大には
貢献できていないですね(見た目はすごくいいんですが)。

またやや硬めの軟質樹脂ゆえに、太ももをグッと上げたポーズで飾っておいたりすると
腰パーツに変形グセがついてしまう可能性もあると思います。





マリ 014

付属品一覧。

スタンド2セット、手首セット(8種+メガネ持ち手)、交換用顔パーツ2種、
交換用後頭部パーツ1個、ザ・ビースト用手首パーツ及び胸部レンズパーツ、
そしてエントリープラグインテリア。






マリ 021

顔のアップ。女性フィギュアの命は顔ですが、マリは良く出来ていて
カワイイですね。メガネは一応着脱可能ですが細かいパーツなので
外す場合は破損や紛失に注意。





マリ 022

顔パーツは3種類。
左から標準の笑顔、不敵な笑みを浮かべた顔、ザ・ビースト発動時の顔。






マリ 026

お下げ髪の位置が違う後頭部パーツが2種類付属。

左のお下げが後ろに向いている方が通常時に、お下げが前方に向いている方は
主にエントリープラグ搭乗時に使用します。

お下げ髪部分は軟質樹脂なので頭部の上下左右可動に干渉しません。





マリ 030

これまでのfigmaはスタンド接続用の穴が背中に設けられていましたが、
マリでは外観の再現を重視したためかオミットされており、その代わりに
U字型のパーツをスタンドアーム先端に取り付けて、
胴体を挟んで固定する方式に変更されています。

固定具合は良好で、しっかりマリをホールドできます。





マリ 033a
マリ 035

顔パーツと手首カバーパーツ、胸部レンズパーツを交換して
ザ・ビースト発動状態に。

しかしコノ顔怖いですねw迫力は充分です。





マリ 036
マリ 037
マリ 039

関節の可動範囲はおおむね良好、関節の保持力も程よい感じで
扱いやすいですね。

ただ足首はレディ2と同じ構造な上に接地面積が狭いので、
ちょっと動きのあるポーズだとスタンド無しでの自立は難しいです。






マリ 040
マリ 041

こちらがある意味本作の目玉とも言える「エントリープラグ・インテリア」。

ご覧の通りEVAのコクピットシートを模したデザインです。
デザインはfigma用にアレンジされており、劇中のコクピットとはかなり違うみたいですが
雰囲気は抜群です。

figmaスタンド接続穴が2箇所あり、空中に浮いたような形で
ディスプレイできます。

ヘッドレストとコントロールアームはユーザーが自分で取り付けるのですが
コントロールアームとシートを繋ぐボールジョイントの接続穴がやたらキツイので
組み立ての際は注意が必要です。

私は3.1ミリのドリルを使って接続穴を若干広げました。





マリ 042
マリ 043

エントリープラグインテリアはオールプラ製。
かなりカッチリとしたシャープな作りです。





マリ 044

シート後部(マリの背中に当たる部分)のパーツを外してマリ本体固定用の
U字パーツに交換する事も出来ます。

このパーツを使ったほうがマリをシートによりガッチリ固定できますが
なぜかコノU字パーツを刺す穴が正面から見てやや左にずれていました。

これはたまたまハズレだったのか、全てこういう仕様なのかは分かりませんが
U字パーツを使うとマリの位置も左にズレちゃいますね。





マリ 045

エントリープラグインテリアには操縦用アームにボールジョイント1箇所、、
リングジョイント2箇所、脚を載せる部分の付け根に1箇所のリングジョイントがあり
可動させる事が出来るようになっています。

可動フィギュアであるfigmaに合わせた面白いギミックです。





マリ 047

ではマリを乗せてみましょう。

ちなみにエントリープラグが結構重い上に、さらにマリを乗せると
スタンド1本では重量が支えきれないので上写真のようにスタンドを2個使うと
安定します。






マリ 049
マリ 049a

専用シートだけにフィット感はバッチリですね。

シートを変形させてのダイナミックなポーズ付けも面白くて見栄えがします。






マリ 056
マリ 057

ザ・ビースト発動時。

ちなみにザ・ビーストとは2号機の「獣化形態」でリミッターを外した
パワーアップ状態。

劇中第10使徒に苦戦したマリはEVAの裏コードである
「ザ・ビースト」を発動させ使徒のATフィールドを食い破る奮戦を見せますが、
あと一歩及ばず敗れてしまいます。





マリ 058

不敵な笑みを浮かべるマリ。

彼女もかなり謎めいたキャラクターでしたが次回作「Q」では
その辺も明らかになるのでしょうか。





マリ 064

他のfigma(桜姫・アイギス)と並べてみました。

身長は桜姫とアイギスの中間くらい。

と、いうかアイギスだけ他のキャラと縮小スケールがちょっと違う感じですね。




マリ 061

ではまとめを。

多少の問題点がないではないんですが、全体的にはとても良く出来ていると思います。

マリ本体は顔、プロポーションとも素晴らしい出来。

エントリープラグインテリアもディスプレイ用アイテムとして
見栄えもするし、よいアイディアだと思います。とにかく飾るのが楽しいです。


以上、figma真希波・マリ・イラストリアスでした。




2011/01/28(Fri) | その他フィギュア・ホビー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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