銀色の死神: GB-001バイオメガラプトル
本日はディガルド武国軍大型バイオゾイド・バイオメガラプトルを紹介します。
メガラプトル 000

DATA

全長/25.8m
全高/10.8m
重量/75.0t
最高速度/330km

武装

ヘルファイアー
ヒートキラーバイト
テイルカッター
ヒートスパイク×2
ヒートハッキングクロー×2


バイオメガラプトルはTVアニメ「ゾイドジェネシス」に登場するディガルド武国が開発した
大型バイオゾイドです。

バイオゾイドとはディガルド武国軍の主力ゾイドで、恐竜型の骨格にヘルアーマーという
流体金属の一種で出来た特殊な装甲を装備しているのが特徴です。

このヘルアーマー、実弾はおろかビーム兵器まで無力化してしまうという
とんでもない(悪く言えば厨臭い)装甲で、バイオゾイドを倒すには
リーオ(メタルZiとも言う)という特殊な金属を使った武器か、
バイオゾイドの素体が耐え切れないほどの強力な一撃を与えるしかありません。

バイオメガラプトルはバイオラプター等の小型量産機よりもはるかに大型で、
高い攻撃力とバイオゾイドならではの俊敏性を併せ持ち、アニメでは
主人公ルージのライバル「ザイリン少将」が搭乗して活躍。後に色違いの機体が
少数ながら量産されたようです。




メガラプトル 001
メガラプトル 002

バイオメガラプトル・フロント&リアビュー。
当ブログでは初めて紹介するバイオゾイドですね。

アズキ色の素体フレームに骨を模した銀色のヘルアーマーを装着しています。
へルアーマーは軟質樹脂製です。

細身のスタイルですが尻尾の先端まで含めた全長は約36センチもあり、
長い手足もあいまって完成すると意外と大きく見えます。

バイオゾイドシリーズはは通常のゾイドと異なりモーターやゼンマイ等の
動力源は持っておらず、組み立て式アクションフィギュアといった感じです。





メガラプトル 003

頭部アップ。

口は開閉が可能。目は赤いクリアパーツで出来ています。





メガラプトル 005

前腕は肩がボールジョイント、肘は軸可動します。
爪(ヒートハッキングクロー)は1本づつ別個に可動できます。






メガラプトル 006

後脚は股関節がボールジョイント、ヒザはクリック入りの軸可動。
脚の可動はこの2箇所しかないので少々物足りない感じです。

ちなみに初回出荷のメガラプトルには股関節のボールジョイントが
かなりゆるい物がある(自立さえ困難なレベル)ようです。

このメガラプトルはそれほどゆるい訳ではなかったですが、
やはりポーズを決めるときに今ひとつシャキッとしませんね。






メガラプトル 010

その他、首に2箇所のボールジョイント、尻尾に3箇所のボールジョイント。
腰と胴体の連結部に左右にスイングする関節があります。

ただ1つ1つのボールジョイントの可動範囲が狭く、同一方向に目一杯に曲げても
↑写真程度の曲がり具合です。





メガラプトル 015

バイオメガラプトルは胴体内にボタン電池と発光&サウンドユニットを内蔵しています。

↑写真の矢印部分のヘルアーマーがスイッチになっており、
これを押す事でゾイドコアの発光と3種類の咆哮が鳴るギミックがあります。





メガラプトル 016

腹部下にコクピットがあり、ハッチが開閉できます。パイロットが1名搭乗。

しかしデザインはかなりぞんざいで、いかにも取って付けたような感じ。






メガラプトル 017

大型のディスプレイスタンドが付属。

スタンドはガッチリした作りで安定性は高いのですが
メガラプトル本体は「ただ乗せている」だけで、
ガッチリとスタンドと連結している訳ではありません。





メガラプトル 019

可動アクションですが、脚の関節が2箇所しかないのと、ボールジョイントが
全般的に可動範囲が狭い上にメガラプトルの重心位置が高く前後が長いせいで
自立を維持できるバランス範囲が狭く、思ったほどダイナミックなポーズ付けは出来ません。

また稼動させる際に一部のヘルアーマー同士が干渉して
ポロッと外れてしまう事もあります。




メガラプトル 020

ヘルアーマーを外した素体状態。

キットは素体フレームが半完成品の状態になっており、組み立ては素体に
ヘルアーマーを装着していくだけで簡単に完成させる事が出来ます。

この素体状態、毛をむしられたニワトリみたいでなんかカワイイw





メガラプトル 025

ではまとめを。

凶悪そうなデザインは斬新で、独特のカッコよさもあると思います。

ただ私のようにゾイドのミリタリーチックな部分が好きな人間には
より生物的なバイオゾイドのデザイン群は正直
「これ、ゾイドか?」と思えてしまうのも事実ですね。

アクションフィギュアとしても可動範囲やポーズの安定性等の点で
やや中途半端な感が否めません。

外観の出来は悪くないと思うので、バイオゾイドのデザインに抵抗が無ければ
オススメしてもいいゾイドだと思います。


以上、バイオメガラプトル・レビューでした。



2010/10/25(Mon) | ゾイド・帝国 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
コメント
--そういえば--

私、記事になってるのとゴリラ系のとは、なぜか食玩で持っております。

ゴリラ系は、シッカリ頭を流用(ミクロにピッタリ)しました。

素体の恐竜君…別物感ですね

これは、これでアリかも知れませんね。
by: ジュリアーノ * 2010/10/25 23:56 * URL [ 編集] | page top↑
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なかなか禍々しいデザインですよね、バイオ系のゾイドって。
買うか買うまいか悩んでいるうちに自分の中でブームが過ぎてしまっていたのですが、記事を拝見してこう、刺激されるものがありますね。
by: そーど・ふぃっしゅ * 2010/10/26 01:21 * URL [ 編集] | page top↑
--ジュリアーノ様--

コメントありがとうございます。

>素体の恐竜君

この状態が凄くマヌケで可愛いんですよw
アーマー装備するとガラッと変わって悪人ヅラですが。
by: いいんちょ@ * 2010/10/26 19:08 * URL [ 編集] | page top↑
--そーど・ふぃっしゅ様--

コメントありがとうございます。

>禍々しいデザイン

ゾイドと言われるとかなり違和感のある造型ですが
最初からこういうモノだと思えば中々カッコイイ
デザインだと思います。
by: いいんちょ@ * 2010/10/26 19:11 * URL [ 編集] | page top↑
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そんな厨設定もスパロボでは無意味でした(仕方ないよね)

ホントにゾイドの中では非常にイロモノ臭いですよね。
見た目的にはバンダイのダイノゾーンとか思い出しそうです。

アーマーを外すした後のギャップがw
by: ヌエベ * 2010/10/26 20:28 * URL [ 編集] | page top↑
--ヌエベ様--

コメントありがとうございます。

>スパロボでは無意味でした

アレ忠実に再現しちゃうとバイオゾイド強すぎますからねw

>イロモノ臭い

バイオゾイドは動力もないし、生物的な外見で
これまでのゾイドとは全く傾向が違いますね。

それが商業的に成功したかは疑問ですが。
by: いいんちょ@ * 2010/10/27 21:32 * URL [ 編集] | page top↑
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いやー、これは好きですねー!
コダ的には大好きです。
(安易なティラノとかじゃなく、ブラキラプトルってーところもグッ♪)

細めの極悪顔もステキだわ。

可動は残念ですが、BJ追加とかで改造できませんかねーー??
by: Koduck * 2010/10/27 22:36 * URL [ 編集] | page top↑
--Koduck様--

コメントありがとうございます。

>BJ追加とかで改造

アクションフィギュアとしては可動部分が少なめなので
改造したら面白いかもしれませんね。

ただ割と本体が大きめなので、かなりしっかりとしたBJでないと
ポーズ付けが安定しなさそうです。
by: いいんちょ@ * 2010/10/28 22:43 * URL [ 編集] | page top↑
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