全てを打ち砕く猛牛: RZ-031ディバイソン(バッファロー型)
今回紹介するのは共和国軍突撃戦用大型ゾイドRZ-031ディバイソンです。
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DATA
全長/20.6m
全高/10.8m
重量/230.0t
最高速度/130km

武装
105mm17連突撃砲
8連ミサイルポッドx2
対ゾイド3連衝撃砲
35mm対空砲x2
パルスビームガン
ツインクラッシャーホーン
クラッシャーメタルスパイクx4

定価2500円(税別)


ディバイソンは旧大戦時代に無敵と恐れられた帝国軍の最強兵器、デスザウラーの
進撃を食い止めるべく開発された突撃戦用ゾイドです。

ディバイソンの特徴はなんといってもその重装甲と17連突撃砲を初めとする
クラス最強の重武装で、またその突進力から繰り出すツインクラッシャーホーンの一撃は
デスザウラーの超重装甲さえ貫く破壊力を秘めています。

しかしデスザウラーの大口径荷電粒子砲を防ぐ手段を持たなかったために
デスザウラーを阻止する事は出来ませんでしたが、その戦闘力と扱いやすさで
戦場の将兵たちから非常に人気が高い名機であり、敵陣を制圧する重砲撃ゾイドとして
大成功をおさめました。

同クラスの突撃戦用ゾイドである帝国軍のレッドホーンとよく比較されますが
レッドホーンが重装甲と突進力で敵の真っ只中へ突っ込み、多数の火器で
敵の主力である小・中型ゾイドを蹴散らすいわば乱戦用ゾイドなのに対し
ディバイソンは敵の攻撃に耐えながら自軍に有利な地点を前進確保しその火力による
一斉射撃で敵軍を粉砕。弾を撃ちつくした後は生き残った敵に突撃攻撃を敢行する
戦い方を得意としており、同じ突撃ゾイドでもその運用はかなり異なっています。






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フロント&リアビュー。

かなりゴツくて角ばったデザインです。ちょっと頭が大きめに感じますが
全然許容範囲内ですね。

異形ともいえる背中の17連突撃砲と金属製のツノとヒヅメが目を引きます。

アニメ「ゾイド」では第2部でレギュラーキャラのトーマが、「新世紀/ゼロ」では
ヒロインのリノンがカラーリングの異なる機体に乗って活躍していました。






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コクピットは頭部にあります。ハッチが開閉可能。

旧大戦時に開発された機体ながら防御力向上を狙って帝国式の装甲コクピットを
採用しています。

頭部のツノは必殺兵器ツインクラッシャーホーン。金属製で重いです。
両ホホには8連ミサイルポッドを装備、口も手動で開閉可能です。






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実はディバイソンは2人乗りで、背中にもう一つ座席があります。
起倒式のレーダーアンテナも内蔵しています。






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ディバイソンの主砲である105ミリ17連突撃砲。
中央の9門は上下に、左右の8門は左右方向に可動します。

105ミリ砲17門とはかなりムチャな装備方法ですが、それだけに
複数のディバイソンを並べての一斉射撃は圧倒的な制圧力を誇ります。
喰らう方はたまったもんじゃないでしょうね。

「これだけ撃てばどれか当たる」(共和国・ディバイソンさん)






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胴体下にはこのクラスのゾイドの定番装備、対ゾイド3連衝撃砲が。
ヒヅメのクラッシャーメタルスパイクも金属製です。






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尻尾は後方防御用のパルスビームガン。上下に可動できます。
その上には35ミリ対空砲が。これも上下に可動。






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ディバイソンはモーターを内蔵しており、スイッチを入れると首を上下に動かしながら
前進歩行します。

しかしヒヅメが金属製なので硬い所で歩かせるとかなりうるさいです(笑)






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ではまとめを。

装甲式コクピットや共和国では珍しい黒系統のボディカラーなどでなんとなく
帝国ゾイドに見えないことも無いディバイソン。

最初私はあんまり好きなゾイドじゃなかったんですが、アニメでの活躍や、
手にしたときの重量感があって入手してからはかなり好印象になりました。

今回写真に撮るのを忘れましたが(ゴメンナサイ)正面から見るとすごく
迫力があってカッコイイんですよ。コイツは。

欲を言えばリノン仕様のカラーバリエーションも欲しかったかな。
リノン大好きなんで(笑)。



以上、ディバイソンでした。



2006/11/15(Wed) | ゾイド・共和国 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
コメント
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グリーンとブラックのカラーリングが珍しいような?
私はこの手のカラーのゾイドを見たの初めてで、なんか新鮮です。
最近、こちらではシャープで流麗な方たちのレビューが多かったというのもありまして(笑

ガッシリドッシリしてて良いですねコレ。金属板を荒っぽく装甲にガシガシ付けてったという感じがする
フォルムも(*´Д`)
バイソンとかそういうモデルは好きじゃないのですが、コレは渋くて良いかもとか思っちゃいました。

しかし、こんな突進系のゾイドのコクピットが頭部にあるというのも
パイロットさんたち大変そうですね(笑
ツインクラッシャーホーンで自分もまいりそう(爆
by: kuronuko-yamato * 2006/11/16 17:36 * URL [ 編集] | page top↑
--kuronuko-yamato様--

コメントありがとうございます。

>ガッシリドッシリしてて

「硬さ」や「パワフルさ」が全身からみなぎっているデザインですね。
牛をモチーフにしたメカってのも珍しいですが。

>パイロットさんたち大変そう

いや、ディバイソンのコクピットで根を上げていたら
「伝説の懲罰席」と言われるサラマンダーの背中には
乗れませんよ(爆)
アレにくらべりゃディバイソンのコクピットは天国です(笑)
by: いいんちょ@ * 2006/11/16 18:54 * URL [ 編集] | page top↑
--古い記事にもコメントOKとの事だったのでコメントを~--

懐かしいなぁ、コレ。
多分自分の購入した最後のゾイドだった気がします。

ヒヅメが金属なのでガション、ガションと足音がうるさかったのもいい思い出です(笑)

記憶がおぼろげなので9門と言ってましたが、よく見たら左右にも4門づつの計17門・・・俺のアホorz

リノン仕様のカラバリ?じゃあスラッシュゼロにも出てたんですか。
ほとんど見て無かったからなぁ・・・どんなカラーリングだったんだろ?
by: アクエリアス * 2008/11/30 01:00 * URL [ 編集] | page top↑
--アクエリアス様--

コメントありがとうございます。

>足音がうるさかった

板張りの床とかだとうるさいんですよね(笑)
金属パーツを使用しているゾイドは珍しいです。

>リノン仕様のカラバリ

リノンの乗っていたディバイソンは、ノーマルでは緑色だった部分が
黄土色に変わっただけの物です。

ただリノンのディバイソンは第6話で
エレファンダーに破壊されてその後はガンスナイパーに
乗り換えた為に登場期間は短いですね。

スラゼロは面白かったですよ。個人的にはアニメゾイドでは
一番好きな作品です。
by: いいんちょ@ * 2008/11/30 21:34 * URL [ 編集] | page top↑
--好きなゾイドの一角。まさにこういうのが大好き。--

猛牛をここまで戦闘機獣らしく昇華したのは見事としか言えない。設定も秀逸。

デスザウラーに対抗する為に作られながら、僅かに及ばなかった。普通なら新型無双した所を、デスザウラーの格を保たせるのに一役買っている。しかし決して失敗作ではなく、帝国の強豪アイアンコングに比肩する実力を持つ。

全力で体当たりしてもデスザウラーはよろめく程度。
装甲に穴はあけられても、それだけで致命傷を与えるのは難しい。
穴のあいた装甲に全力で火力を叩き込んでようやく撃破出来るか出来ないかという塩梅が実に見事。
しかし決してデスザウラーを撃破出来ない訳では無い。上手く荷電粒子砲を躱せば…!上手く角で開けた傷口に突撃砲を叩き込めば…!しかしそんなに上手くいかないのが現実。

これほど強い機体でさえデスザウラーには一歩及ばぬというのは、本当に小憎い設定です。
火力、格闘力、扱いやすさも充分で、デスザウラーさえいなければ共和国最強ゾイドになっていた機体ですな。
by: * 2015/05/19 18:54 * URL [ 編集] | page top↑
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