密林に潜む影: EZ-023ヘルキャット(ヒョウ型)
本日はガイロス帝国軍高速戦闘用小型ゾイドEZ-023ヘルキャットを紹介します。
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DATA
全長/13.2m
全高/5.0m
重量/24.0t
最高速度/190km

武装
対ゾイド20mm2連装ビーム砲
小口径2連装レーザー機銃

定価600円(税別)


ヘルキャットは旧大戦時に共和国軍の奇襲用ゾイド・ガイサックに
以外な苦戦を強いられた旧ゼネバス帝国が急遽開発した奇襲戦用ゾイドで、
また史上初の高速戦闘用ゾイドでもあります。

軽快さを生かした森林地帯や山岳での戦闘を得意としており、また
歩行音を小さくして音響探知を逃れる消音機能や熱放射をギリギリまでおさえた
排熱システムなど初歩的なステルス機能を持ち、のちに完成したセイバータイガーと共に
高速部隊を編成して活躍しました。

完成度の高いゾイドであったヘルキャットでしたが共和国軍がシールドライガーや
コマンドウルフといった高速ゾイドを投入すると旧式化が目立ち始め
2線級兵器となってしまいましたが大異変により数々の高速ゾイドの
野生種が絶滅するとガイロス帝国軍により前線に復帰。再び高速戦闘隊の
主力ゾイドとなっています。






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フロント&リアビュー。

セイバーを見た後だと野暮ったく感じられるかもしれませんが、高速ゾイドの
元祖だということを考慮すればとても説得力のあるいいデザインだと思います。






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頭部は帝国軍共通コクピットが採用されていますが、ヘルメットの様な
装甲カバーが装着されています。パイロットが1名搭乗。






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背中には対ゾイド20mm2連装ビーム砲、胴体下には小口径レーザー機銃が
装備されています。
セイバータイガーとよく似た武装レイアウトですね。

こういった技術的つながりを表現されているところがミリタリー好きの心をくすぐります(笑)
大きな違いと言えばセイバーは格闘能力が強力なのに対してヘルキャットはこれと言った
格闘用兵器を搭載していない点でしょうか。

これはおそらく戦闘スタイルの違いによる物で、セイバーが機動力で
敵の攻撃をかいくぐって接近しその火力と強力な格闘兵器で一撃必殺を狙うのに対し、
ヘルキャットは機動力を生かして複数機で敵をかく乱しつつ、ヒット&アウェイを
狙う戦法を得意としているのではないでしょうか。






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ヘルキャットは小型ゼンマイを内蔵しており、4本の脚を動かして前進歩行します。
トコトコ歩く姿がカワイイ。






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ではまとめを。

アニメではよく悪役のザコキャラが乗っていたり、光学迷彩(アニメ版のみ)を使った
卑怯な攻撃で印象の悪いヘルキャットですがここはゼヒ、セイバーと
並べて欲しいゾイドですね。

私にとっては旧ゾイド時代、セイバー(当時はサーベルタイガー)が買えなくて
コイツでガマンしたという悲しい思い出がorz

共和国派の方にもシールド&コマンドウルフの咬ませ犬(咬ませ猫?)に
ゼヒおひとつ(笑)。


「誰が咬ませ猫じゃ!」(ヘルキャット:談)




2006/10/14(Sat) | ゾイド・帝国 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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