今日はちと気分を変えて、以前イエローサブマリンから発売されていた
マシーネンクリーガー(旧名SF3D)に登場するHAFSグラジエーターと
SAFSがセットになった「強襲揚陸部隊セット」を紹介したいと思います。
なんでこやつらを紹介する気になったかと言うと、当ブログにコメントくださった
K太郎さんのブログでマシーネンのキットが取り上げられているのを見て
あ~、そーいや以前マシーネンのミニチュアトイ買ってたなぁ・・・なんて事を
思い出しまして。

で、こちらがその「強襲揚陸部隊セット」。
ちなみにこれは「Aセット」で、若干内容の違う「Bセット」というのもありました。
完成品トイでスケールは1/35。一般的な戦車模型と同一スケールですね。
グラジエーターとそのオプションパーツ、そしてSAFS2体がセットになっています。


こちらがHAFS(重装甲戦闘スーツ)グラジエーター。
装甲戦闘スーツと銘打っていますが、歩行戦車に近い形態ですね。
ボムフォル&チオネル社がHAFSの技術を応用して製作した重装甲戦闘スーツで、
側面に装甲板を追加し、武装を変更した量産型をモデライズしています。
塗装はグリーン系の2色迷彩。ウェザリング(汚し塗装)も施されています。

主兵装であるレールガンが右側面に装備されています。
試作型ではSAFS部隊の後方支援を考慮した3連装のロケットチューブが主兵装でしたが
継戦能力が問題視された(あっというまに弾切れになる。再装填も難しい)為に
量産型ではレールガンに変更されました。
レールガンの使用には大きな電力が必要ですが、パワーサプライに余裕がある
大型機のグラジエーターでは問題なかったようですね。
エクサイマーレーザー並の装甲貫徹力と、実体弾ゆえに大気や天候の影響を受けない
(主流のレーザー兵器は大気による減衰や雨・霧に弱い)という利点がありました。

脚駆動部は中々複雑なディテールが施されています。

基本的には無可動のディスプレイトイですが、脚付け根は水平方向に可動でき、
表情が付けられますね。
欲を言えばヒザも可動式にしてほしかった所。

コクピットハッチは取り外す事が出来ます。
出来るんですが・・・チト問題点が。

コクピットハッチは閉じた状態(左)と開いた状態(右)の物が付属しており、
差し替えでハッチの開/閉状態を再現できます。
・・・が、このハッチを車体に固定するピンがあまりにも細く
簡単に折れてしまいます。
私はハッチ開状態で長らく飾っていたらピンが癒着してあっさり折れてしまいましたorz

つ~事でやむをえず開状態のハッチは両面テープで固定して再現。
パイロットヘッドをセットすればパイロット搭乗状態を再現できます。

脚部先端のスパイクを雪面・湿地帯等の軟弱地用の
接地面積が広いタイプに換装した状態もパーツ差し替えで再現できます。

こちらの脚先端部は可動軸があって、つま先の角度を変える事が出来ます。


さて、こちらはいわばオマケのSAFS2体。グラジエーター同様、強襲揚陸部隊に
配備された機体を再現。
SAFS(スーパーアーマードファイティングスーツの略)はAFSに代わる
傭兵軍の主力装甲戦闘スーツで、AFSの天敵であったシュトラール軍の無人ホバー戦車
「ナッツロッカー」に対抗するために開発されました。
マシーネンクリーガーを代表する人気メカですね。タマゴのようなフォルムと
左腕のエクサイマーレーザーガンが特徴的。
右側の機体は新型のエクサイマーレーザーを装備したタイプです。
右肩などパーツ接続部で若干動かせる部分がありますが、基本的には
ポーズ固定モデルですね。


ミクロマンとのサイズ比較。
SAFSがなんかカワイイ・・・(笑)

「出撃前の1コマ」みたいな感じで。
さて、グラジエーター&SAFSのセットを紹介してみましたがいかがでしたか?
ちなみにこのシリーズは他にもSAFS単品やファイヤーボールSG、
シュトラール軍の装甲戦闘スーツ「メルジーネ」等が発売されていました。
今見ても割りと良い出来なのでAFSやPKAなんかも発売されれば
コレクションが楽しかったと思うのですが、残念ながらそれらは発売されず
シリーズは打ち切りになってしまったようです。
個人的には「ジェリー」「スーパージェリー」が好きだったんで
このシリーズで発売してほしかったんですが・・・少数派だろうなぁ(爆)
以上、HAFSグラジエーター&SAFS 強襲揚陸部隊セットでした。
懐かしいですねーーー
私もこれの奴だと思うけどプラモ買いましたわ、2~3体ほど
当時買った物の中ではプラモの中で値段が若干高かったかなあ
そのお陰で多く買えませんでしたわ。
後、説明書が英語だったような、だから絵だけ見て作った記憶が
ありますw
作った物は実家に置いてたのですが綺麗さっぱり捨てられてま
したね、ほんと・・・色々と家に置いてた物は全部捨てられて
た。
週刊ジャンプでコンバットドールだったと思いますけど漫画で
この手の物が動いてる絵やホビージャパン等で制作した物を見
てはかっこいいなーーすげーなーと思った物です
懐かしいですね~、ってサクラんさんと被ってますが、私もマシーネンよりSF3Dのほうがシックリくる世代なもので…。
HJ時代に好きな連載だったので毎月楽しみだったのですが「大人の事情」でいきなり打ち切りになって、当時ビックリした思い出があります。今見ても全くデザイン古くないですよね。
コメントありがとうございます。
>プラモ買いましたわ
私もSF3Dの頃から好きだったんですが
キットは当時としてはかなり高価で本で読むだけでした。
非常に泥臭くて生々しい戦場を描いた世界観が
リアリティありましたね。
コメントありがとうございます。
>シックリくる世代
私もそうですね。同世代の友人に説明する時も
「マシーネン」と言うより「SF3D」といった方が解りやすいですし。
>全くデザイン古くない
SFメカを扱った作品は星の数ほどありますが
横山氏の作品は本当に独特で真似できないですね。
僕もSF3D、当時ホビー雑誌の完成品の写真とかみてすごいなーといつも思いつつ元ネタがぜんぜんわからなくて見るだけでしたw
>パイロット搭乗状態
窮屈そうっ!
携帯から失礼します。
SAFSのもとのAFSは横山センセーがミクロマンを改造したやつだったなー
とか少し懐かしくなりました。
コメントありがとうございます。
>ぜんぜんわからなくて
私も最終的にシュトラールと傭兵軍の戦争が
どうなったか判らないんですよ。
グラジエーターも活躍できたのかなぁ?
強力そうではありますが。
>窮屈そうっ!
そりゃまああれでも装甲戦闘「スーツ」ですからね(笑)
操縦方法やコクピットははSAFSと大差ないみたいです。
コメントありがとうございます。
>ミクロマンを改造したやつ
初代AFSはたしか旧ミクロマン末期の
ミクロマンの強化スーツをベースにした改造でしたね。
SAFSともなるとほとんど原型とどめてませんが・・・。
グラジエーターカッコいいですね~。
マシーネンはやっぱりデザインが秀逸です。今年はマシーネンのニューキットがたくさん出るようなので、今からワクワクしてます。
コメントありがとうございます。
>カッコいいですね~
かっこいいですよね、グラジエーター。
私はマシーネンの中でもこのHAFSというジャンルが
特にお気に入りで、ジェリーやスーパージェリー、
ゴブリンなんかも大好きです。
>ニューキット
ハセガワがファルケ出したんですよね。
でももうさすがにプラモ作る根性は無いなあ(苦笑)
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