鋼鉄の巨神兵: EZ-015アイアンコング(ゴリラ型)
本日紹介するのはガイロス帝国軍巨大ゾイドEZ-015アイアンコングです。
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DATA
全長/11.5m
全高/17.7m
重量/187.0t
最高速度/150km

武装
TVM地対地2連装戦術ミサイル
対ゾイド6連装ミサイルランチャー
10連装自己誘導ロケット弾ランチャー
アイアンハンマーナックルx2

価格3000円(税別)


アイアンコングは旧大戦時、それまで無敵を誇っていた共和国軍最強ゾイド
「ゴジュラス」に対抗するためにゼネバス帝国が作り上げた帝国初の巨大ゾイドです。

当初ゼネバス帝国では対ゴジュラス用としてレッドホーンを投入していましたが
その能力は十分とは言えず、ゴジュラスの圧倒的パワーと格闘能力の前に
なすすべがありませんでしたが、その反省を十分踏まえて完成した
アイアンコングはゴジュラスと同等以上の戦闘能力を持ち、共和国軍にとって
最大の脅威となりました。

格闘戦に特化したゴジュラスと異なりコングはあらゆるレンジや地形で戦える
万能型として設計されているのが特徴で、ゴジュラスをアウトレンジで
一方的に攻撃できる長射程のミサイルや、ゴジュラス以上の重装甲と機動力を持っており
格闘戦ではややゴジュラスに分があるものの、兵器としての総合性能では
コングが上回っていました。

またゴジュラスがその気性の荒さからパイロットを選ぶのに対して
コングは抜群に扱いやすく設計されているのも特徴で、旧大戦を戦ったパイロットの
多くが最高傑作ゾイドに推す機体でもあります。

新大戦においてもその価値は変わらずガイロス帝国軍の決戦用ゾイドとして
活躍しており、親衛隊専用のアイアンコングPK(プロイツェンナイツ)や
ブースターを装備して機動力を向上させたMkⅡ、寒冷地用のイエティ等の
バリエーションも存在しています。




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フロント&リアビュー。

かつてゴリラというモチーフをここまでカッコ良く昇華したデザインがあったでしょうか。
パワフルさや頑丈さ、重厚さと言ったものを全身からアピールしているような
なんともいえない迫力があります。

旧ゾイド時代(ゼネバス仕様)とは成型色が異なり、旧コングは黒と赤の成型色でしたが
ガイロス仕様の新ゾイドでは旧作では黒だった部分が黒鉄色に変更されています。

しかしレッドホーンといいセイバータイガーといい、この頃の帝国ゾイドのデザインは
本当に素晴らしいですね。







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頭部アップ。上半分がハッチになっており開閉できます。パイロットが2名搭乗。

ゾイドには珍しい(と言うかコングだけ)並列複座方式を採用しています。
1人は操縦全般を担当するドライバー、もう1人は火器管制を担当するガンナーです。







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頭部には電球が仕込まれており、歩行に連動して点滅します。

発光用の電池はバックパック内にありますが、点滅用スイッチはギアボックス内に
組み込まれているためにメインのスイッチを切っても光りっぱなしな事があります。

ゴジュラス同様に個別にスイッチがあっても良かったかな。まあ電池抜けばすむ事ですが。







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胴体前面は大きなハッチになっており、モーター駆動用の単二乾電池を内蔵。
バックパック内には頭部発光用の単三電池が2本内蔵されています。







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射撃兵装は上半身に集中。すべて命中精度の高いミサイル系の武装なのが
コングの売りです。

右肩にはメインウェポンとも言える対ゾイド6連装ミサイルランチャー、
バックパックにはTVM2連装戦術ミサイル、左肩ハッチ内には10連装自己誘導
ロケット弾ランチャーが内蔵されています。

TVM戦術ミサイルは「戦術」なんて名前からするとおそらく敵ゾイドに
直接命中させる物ではなく、敵ゾイド部隊のド真ん中に着弾させて
爆風と破片で複数のゾイドにダメージを与える物でしょうね。

良く解からんのが自己誘導ロケット弾ランチャー。自己誘導できるなら
それはもうロケット弾ではなくミサイルなのでは・・・?う~む。
サイズからすると中間距離での対中小型ゾイド及び対空用ってところか。







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右肩の対ゾイドミサイルランチャー。ミサイル加速用の砲身を備えたかなり贅沢な作りです。

マガジン内にミサイルを6発装填し、ゾイドでは珍しくスプリングで
ミサイルを発射できます。あんまし飛びませんが・・・。

このミサイル、ゾイドが搭載するミサイルとしてはかなり大型で、
現代の対艦ミサイル(ハープーン等)とほぼ同サイズ。
この大きさならシールドライガークラスの大型ゾイドなら一発でコナゴナに出来そうです。







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実は対ゾイドミサイルランチャーにはちょっと問題があります。写真を見てください。

ランチャー後部から伸びる2本のパイプの外側の方が宙に浮いてしまっています。
これはランチャーが外側に付きすぎているのが原因で、本来もっと内側に付くはず。

おそらく後付オプションのマニューバスラスターの装着時に干渉しないように
ズラしたものと思われます。







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というわけでちょっと改良。とは言ってもランチャーを接続する部分を
ちょっと短く切り取っただけです。







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左がランチャー修正前、右が修正後です。これくらいズラせば後部の宙に浮いていた
パイプも肩装甲に密着して違和感がなくなります。

ただこの修正はマニューバスラスターユニットを装着しているコングには
オススメしません。







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コングは駆動部の作りもかなり凝っていて、手足や頭部は可動フレームに装甲を装着する
ガンダムで言うところのムーバブルフレーム方式を採用しています。







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コングはモーター駆動で、首を左右に振り、背中のTVM戦術ミサイルを回転させながら
前進歩行します。

また歩行に連動して頭部の発光を明滅させ、機械式サウンドユニットから
泣き声を上げます。

この泣き声が「ギィィィ~」とも「ギュゥゥゥ~」ともつかない何とも妙なノイズ音で、
知らない人は壊れたんじゃないかと思うほどです(笑)







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このブログでは巨大ゾイドを紹介するのは初めてなのでちょっと大きさ比較。

やっぱりデカイなコング。両腕は格闘兵器アイアンハンマーナックル。
この太い腕で殴られた日にゃ小型ゾイドなんて一撃でペシャンコにされそうです。







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ではまとめを。

ゴジュラスの対抗機種としてあまりに有名なアイアンコング、ちょっと人気では
ゴジュラスに負けているかもしれませんが、キットはデザイン、ギミック共に素晴らしく
大型ゾイドキットの中でも最高傑作のひとつだと思います。

私も大好きなゾイドで、このブログのタイトルを「ろべるともるが」にするか
「ろべるとこんぐ」にするかで真剣に悩んだくらいですから。

問答無用の迫力があって、私が共和国の小型ゾイド乗りだったとしたら
こんなバケモノと鉢合わせしたら「もうとにかく逃げるしかない」みたいな(笑)

あ、あとコングの意外な長所として恐竜型の大型ゾイドと違って尻尾が無いので
大きさの割には置き場所に困らないというのがあります。
飾ったりしまったりする時、結構邪魔なんですよねぇ長い尻尾の連中。

「コングとゴジュラスは本当に互角か?」
「ミサイルの弾数が少ないのは何故か?」
「コングは戦場でどのように運用されたのか?」
のような事柄についての考察もいずれやってみたいと思います。



以上、アイアンコングでした。



2006/10/01(Sun) | ゾイド・帝国 | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
コメント
--うほっ!--

電飾ギミックがめちゃめちゃ渋いですね。格好良いです。
そこにパイロット二人搭乗ってのもすっごい好みかも。
全体的なフォルム、装甲もしっかりまとまってて、武装類もコングに合った
パワー系という感じがしてまさにアイアンコングですな。
この子はゾイド知らない私でも知ってます。
モルガ、ゴジュラス、アイアンコングはかなり有名ですよね。

基本的に帝国側ゾイドが好きです。私は。
by: kuronuko-yamato * 2006/10/03 01:24 * URL [ 編集] | page top↑
--kuronuko-yamato 様--

コメントありがとうございます。

それまで無敵を誇っていたゴジュラスに正面から対抗できる
最大のライバルとして登場したアイアンコング、
私も帝国ゾイドでは1,2を争うほど好きです。

ハードポイントが少ないのがチト難ですが、へたに武装追加しても
デザインのバランスを崩してしまいそうなほど
完成されたスタイルです。

限定で発売された寒冷地用のアイアンコングイエティも持ってますが
これはまたそのうち記事にするつもりです。

>基本的に帝国側ゾイドが好きです。

私も帝国派ですよ~(喜)
by: いいんちょ@ * 2006/10/03 18:35 * URL [ 編集] | page top↑
----

角ばっている様でありながらも流麗なフォルム、それでいて頑強でパワフルなイメージ、それがアイアンコングですな。なるほど、個人的にデッドリーコングに魅力を感じなかったのはそれが原因だったか。

先日ネオBLOXでアイアンコングがリリースされましたが、なんか腕が貧弱でアイアンコングと言うよりハンマーロックっぽい出来栄えだったのが残念でした_| ̄|O|||
by: 帝王ソダン * 2006/10/04 23:10 * URL [ 編集] | page top↑
--帝王ソダン様--

コメントありがとうございます。

>デッドリーコング

私もあんまりデッドリーには魅力を感じませんでした。
やはりアイアンコングに比べると兵器色がうすいし、
電飾もオミットされてしまいましたし・・・。
アイアンコングのデザインがあまりに完成されすぎているので
比べるのも酷だとは思いますが。

>ネオBLOXコング

私は脚に違和感をおぼえましたね。
足先が大きくて脚が貧弱に見えます。
by: いいんちょ@ * 2006/10/05 18:07 * URL [ 編集] | page top↑
----

僕もアイアンコングは好きです
帝国仕様の特徴である装甲に覆われたボディとゴリラというパワフルなモチーフが、ほんとかっこいい
アニメで、シュバルツ専用アイアンコングが派手なドラミングの後デスザウラーに突撃したのは、アニメのなかでも1、2位を争う名シーンだったと思います

>コングとゴジュラスは本当に互角か?
銃火器の多さならゴジュラスですが、コングの武装は一つ一つの威力が高いですし
あとは・・・コングの方が若干装甲面で勝るのかな?
だいたい同じくらいの戦力なのかもしれませんね
ただコングは、銃火器の数から、複数の敵を相手にする戦闘は苦手そうな感じもします
by: tozuwa * 2006/11/02 21:39 * URL [ 編集] | page top↑
--tozuwa様--

コメントありがとうございます。

>シュバルツ専用アイアンコング

ファンブック4でもおいしいところを持っていきましたよね。
キット化してほしかったなぁ・・・。

>コングとゴジュラス

ゴジュラスの火器は全て小口径の近距離兵器で
ゴジュラス自身も機動力がかなり低いので
まとわりつく小型ゾイドを蹴散らすための物でしょうね。
火器の破壊力で言えばコングが圧倒しているのでゴジュラスとしては
なんとか接近戦に持ち込みたいところでしょう。

一方コングは中~近距離での対小型ゾイド用の火器を持っていませんが
これはコングが意外に機動力が高い(150kmも出る)のと
重装甲なので「テメーらみたいな雑魚の攻撃はきかねーんだよ!」
てな感じでハナから無視しちゃってるのかもしれません。
by: いいんちょ@ * 2006/11/03 18:46 * URL [ 編集] | page top↑
--文句無しの傑作機!--

ライバルを一方的に上回らず、一部劣るという設定が秀逸で大好きな機体。見た目も素敵。

重装甲、重火力で、扱いやすく場所を選ばず戦える。何気に巨大ゾイドとしては破格の機動力も有しており、長らく最前線に留まった傑作中の傑作機。
ライバルのゴジュラスに僅かに及ばないとされる為忘れがちだけど、格闘能力自体も高くて、長い腕や器用な手を活かした工作も可能とまさに万能選手。

全ての能力が非常に高くまとまっており、隙らしい隙がほとんど無いのが素晴らしい。一部性能で上回られてもそれ以外で幾らでもカバー出来る為、まさに最高傑作と呼ぶに相応しいです。ライバルのゴジュラスが早々に旧式化したにもかかわらず、アイアンコングは長らく戦線に留まっているのも見逃せない!

また、多くのゾイドがEシールドを搭載して光学兵器に対して万全の防御をする中、アイアンコングは実弾兵器を装備している為Eシールドで防御する最新鋭の機体にも一歩も引かずに戦える点も好評価ですな。
by: * 2015/05/18 16:32 * URL [ 編集] | page top↑
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