数こそ力なり: EZ-006モルガ(昆虫型)
さて、「ろべるともるが」第1回はこのブログのタイトルの元ネタでもあるゾイド
EZ-006「モルガ」を紹介します。
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DATA
全長:11.8m
全高:2.95m
重量:19.7t

武装
20mmガトリング砲X4
地対空2連装ミサイル
口吻部レーザーカッター

さて、モルガですが・・・え?ゾイドのブログなら普通1番手は
ゴジュラスとかライガーだろって?

いや、ごもっとも。でも好きなんですよ、このイモムシ君が(笑)。


モルガは旧ゼネバス帝国で開発された、低い体高と強力な正面装甲を持つ
突撃戦用の小型ゾイドです。

アニメ版ゾイドでもよく出演していましたね。むろんヤラレ役ですが(苦笑)。
しかし「もっとも量産されたゾイド」という記録のタイトルホルダーでもあります。







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フロントビュー。
頭部は帝国軍共通コクピットの上から装甲カバーがかぶせられており、
確かに頑丈そうです。

多少の被弾や損失は物ともせず突撃して数で押しまくる・・・
モルガの基本戦術ですが、ある意味恐ろしい戦法ですね。







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リアビュー。
う~ん、まさに芋虫。








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頭部展開。
装甲カバー内に帝国共通コクピットがあり、パイロットが1名搭乗しています。








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尾部コンテナ開状態。
2連地対空ミサイルを内蔵しています。







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モルガは小型ゼンマイを内蔵しており、これを動力源として前進します。
体をうねらせて進むんですが・・・この動きが実にイイ!

その魅力を伝えたくて分解写真風にしてみましたが・・・ダメだこりゃ。
こんなのじゃサッパリ解りませんね・・・orz
持ってない方はこの機会にぜひ購入してその目で確かめて下さい。

驚くべき事はこの独特の動きを非常に少ない総パーツ数で実現していること。
なんとモルガはポリキャップまで含めても33個(!)しか部品がありません。

電撃ホビーマガジンだったと思いますが、ライターの方が
「モルガ(のキット)を設計した人は天才」と言っておりましたが
私もまったくもって同感です。








20060817185703.jpg

ロベルト君と。

モルガは見た目の悪さで敬遠されがちですがこのゾイドの本領は
やはりその「動き」にあります。初めて見るとホント感動しますよ。

アニメの展開が終わってゾイドはちと入手難かもしれませんが
あれば多分投売られてると思うので機会がありましたら購入をオススメします。

さあ、君もゴジュラスとモルガを2体並べて「ゴジ○対モ○ラ」を再現だ!
・・・あれ?違う??



以上、モルガでした。




2006/08/17(Thu) | ゾイド・帝国 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
コメント
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本当、あのシンプルな構造&パーツ構成であそこまでリアルな尺取運動を再現したモルガ、あの動きを目の当たりにした時は本当に感動しました。今のゾイドにも、こういう感動が欲しい所…あ、イヤ今のゾイドが駄目って言ってるんじゃ無くって、モチーフが四足獣&恐竜がメインになってて、連動ギミックが歩行&口の開閉を基本にハッチ展開とか、狭い範囲内のギミックに落ち着いてる様に思えてならないのです…。バーサークフューラーや凱龍輝の発射形態も良かったですが、モルガの様にシンプルな構造でインパクトのある、感動させてくれるギミックが欲しいのですよ。
by: 帝王ソダン * 2006/09/02 12:07 * URL [ 編集] | page top↑
--帝王ソダン様--

>感動させてくれるギミックが欲しい

いや、まったくもって同感です。
昔のゾイドはたとえ動力源がパワー的にはかぼそいゼンマイであっても、
パーツ数がメチャメチャ少なくても「ここまでできるんだぜ!」みたいな
設計者の気合のようなものが伝わってきた気がします。

新ゾイドも後期はソダンさんの仰るとおり、四足獣&恐竜ばかりになってしまって残念ですね。
他のモチーフでは売れないのかもしれませんが・・・。

私も最初はモルガの事を「イモ虫かよ~」なんて思ってましたが、
組んで動かしてみたらホント感動しましたよ。
by: いいんちょ@ * 2006/09/02 19:08 * URL [ 編集] | page top↑
--物量こそ全て--

現実の世界では、幾ら優れた機体があろうと圧倒的物量の前では無意味。物量というのは最も恐ろしい武器。

全ゾイド最高の量産性を誇り、それだけでないのが素晴らしい。重装甲コクピットを覆う更に立派な装甲。装甲が集中した頭部は他の部位より2倍の厚さで、これによる突撃戦を最も得意とする。

たしかに一機一機はそこまで強くない。しかし、パイロットの高い生存性と量産性から、無尽蔵に湧き続けるこのゾイドは、初期の共和国にとって厄介な相手だったに違いありません。

設定だけでなくギミックも秀逸で、うねる芋虫の様な生々しい動きは脱帽する他ありませんな。
by: * 2015/05/19 19:03 * URL [ 編集] | page top↑
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