悪魔の長槍: EZ-069セイスモサウルス(セイスモサウルス型)
本日はネオゼネバス帝国軍巨大ゾイド・EZ-069セイスモサウルスを紹介します。
ゾイド 003

DATA
全長/53.5m
全高/10.9m
重量/198.0t
最高速度/70.0km

武装
超収束荷電粒子砲(ゼネバス砲)
地対空8連装ビーム砲
2連装銃座式ビーム砲x2
小口径2連レーザー機銃x31
キラーバイトファング
加重力衝撃テイル

定価2980円(税別)





ZAC2102年、ネオゼネバス帝国は共和国首都を陥落させ中央大陸を制圧しましたが
それから3年後のZAC2105年、突如現れた共和国軍の新兵器、ゴジュラスギガによって
勢力圏を次々と奪われるという事態に陥っていました。

ゴジュラスギガは接近戦ではデスザウラーすら上回る格闘能力と機動力、
古代チタニウム合金とハイパーEシールドによる鉄壁の防御能力を兼ね備えた
怪物と呼べるゾイドであり、ゴジュラスギガを倒せるゾイドの開発は
ネオゼネバスにとって急務でした。

当初はデスザウラーをベースにしたゾイドを開発していたようですが、途中から
「ギガをアウトレンジから破壊可能な長距離砲撃ゾイド」にコンセプトが変更され、
そのボディを長大な荷電粒子砲の砲身として使用できる雷竜型ゾイドが
ベースに選ばれました。

完成したゾイドはセイスモサウルスと名づけられ、その主砲である「超収束荷電粒子砲」は
ゴジュラスギガの重装甲を超遠距離から一撃で貫き、接近戦においては
全身に備えた防御火器で敵を一掃。共和国軍のゾイドは接近することも出来ず撃破され
ついに共和国軍は中央大陸から脱出を余儀なくされてしまうのです。








ゾイド 005

セイスモサウルス・フロント&リアビュー。

ゴジュラスギガを倒すべく建造された巨大ゾイド、セイスモサウルス。
「史上最長のゾイド」が売り文句だけにそのボディは長大で、キットの全長は
約80センチもあります。

いやもう正直長すぎて保管場所に困るんですが(笑)

ただボディそのものはそれほど巨大と言うわけではなく、ボリューム的には
同じ竜脚類ゾイドであるウルトラザウルスよりだいぶ小さいです。

尻尾を引きずらない最近の解釈の竜脚類のスタイルですね。









ゾイド 007

メインコクピットは頭部にあります。ハッチが開閉可能。

巨大ゾイドには似つかわしくないコンパクトなコクピットですね。小型ゾイド並みの狭さ(笑)
口は開閉可能、頭部も上下に可動できます。

口の奥にはセイスモの必殺兵器である超収束荷電粒子砲(通称ゼネバス砲)の
発射口があります。

この超収束荷電粒子砲はデスザウラー等の対集団用の荷電粒子砲とは異なり
荷電粒子エネルギーを一点に収束させて貫通力と射程を大幅に向上させた物で、
ゴジュラスギガの超重装甲を遠距離からたやすく貫く威力があります。

ただ遠距離から狙撃する為に電子戦用ゾイドによる索敵のバックアップが必須という
弱点もあります。









ゾイド 012

背中には2基の2連装銃座式ビーム砲が。左右に可動でき、ハッチも開閉可能。
それぞれにガンナーが乗り組みます。









ゾイド 010

ボディ中央部。なかなか凝ったディテールが施され、トミーのこのキットにかける
気合が伝わってきます。

またボディ各所には当時発売されていたブロックスゾイドのパーツが装着できる
ジョイント穴が設けられています。

セイスモとの合体を前提としたブロックスゾイド(シザーストーム・レーザーストーム)も
発売されましたがこの2体はかなり奇妙なデザインであまり人気はなかったようです。









ゾイド 016

脚部アップ。
爪がヒヅメ状になっていて一枚一枚が独立して可動できますが、ここは何も
そこまでしなくてもいいんじゃないかなと(苦笑)
パーツ数がイタズラに増えるだけって気が。そうじゃなくてもパーツ数が
異常に多くて組み立て大変なのに・・・。








ゾイド 017

裏側から。
胴体下面には荷電粒子吸入ファンが設けられています。

デスザウラーでは吸入ファンは背中にあり、防御上の重大な弱点になっていましたが
セイスモではこれを胴体下に移す事によって安全性を高めています。








ゾイド 013

首、尻尾、胴体には接近戦用の小口径2連レーザー機銃がズラリと並んでいます。
なんとその数合計31基。

ランナーから切り出すだけでも面倒くさい(爆)

ちなみにレーザー砲としてだけではなくボディ内で生成した荷電粒子を発射する事も
可能で、周囲に荷電粒子ビームを雨のごとく撒き散らすという身もフタも無い
ムチャクチャな攻撃も可能です(笑)









ゾイド 015

背中には地対空8連装ビーム砲。
4基のビーム砲が連動して上下に可動できます。











ゾイド 019

ゾイドキットでは初の専用スタンドが付属。
この状態でスイッチを入れて電動アクションを楽しむ事が可能になっています。
これは嬉しいポイントですね。









ゾイド 018

セイスモサウルスはモーターを内蔵しており、首と尻尾、そしてなぜか首付け根の
2基のレーザー機銃を左右に動かしながら前進歩行します。

首と尻尾の運動にはなんと紐が使用されており、内部のプーリーで巻き取る事によって
尻尾と首を動かすと言う変わったシステムを採用しています。その為か、かなり
独特な動きです。



さて、まとめを。

ネオゼネバスの切り札として登場したセイスモサウルス。なかなか凝ったディテールや
独特の駆動方式、ブロックスとの連携等も考慮され、中々気合の入った作りと言えます。

ただいくつか問題点もあり、紫色のパーツの成型色が安っぽかったり
パーツ数が多くて組み立ても大変、ゴジュラスギガを一撃の元に倒すゾイドにしては
出来上がってみると意外にボリュームが小さい等の難点もあります。

またセイスモサウルスはその登場時、かなりバッシングを受けたゾイドでもありました。

それはそのあまりの強さという設定。

超遠距離から一方的にゴジュラスギガ等の大型ゾイドをなぎ倒し、
たとえ小型・中型ゾイドが接近しても粒子ビームシャワーの餌食という
問答無用の最強キャラっぷりで、機動力の低さという弱点もその砲撃力があっては
全く問題にならないレベル。

だって近寄ることすらままならないんですものorz

また「決戦用ゾイド」にしてはサイズが小さい事も「見た目の強さ」に対する
説得力に繋がらないという部分があった事も否めません。

後に「精密射撃には電子戦ゾイドのバックアップ必須」という弱点が付与されましたが
これも明らかに後付け臭い印象を免れず、たった1機で(量産されたという記述が無い)
共和国軍を中央大陸からたたき出してしまったセイスモはゾイドファンから
「厨設定」「バランスブレイカー」等のありがたくないアダ名をいただくハメになりました。

旧ゾイド末期もバランスブレイカー的なゾイドが多数現れてゾイド人気を終息させてしまった
前科があるトミーですが、このセイスモサウルス、そして続くエナジーライガーで
明らかに性能過剰なゾイドを登場させてしまった感があります。

まああんまり万能・無敵すぎる兵器って面白みがないんですよね。




以上、セイスモサウルスでした。





2008/02/15(Fri) | ゾイド・帝国 | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
コメント
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セイスモきましたか!
知人がこれ持ってるんですが、彼もその長さ故保管に困ってました。
僕は投売り時に買おうかどうかちょっと迷ってたんですが(苦笑)

>バランスブレイカー的なゾイド

ゾイドって結構ミリタリーチックなところもあって、それが良いんですよね。
でも段々トンデモ機体が登場してグダグダになってしまうと。
何かリアルロボからスーパーロボに変わるみたいですね(←え?)
機体のバリエーションが多い妄想戦記とかは大好きだったんですが・・・。
by: 赤帽子 * 2008/02/15 20:53 * URL [ 編集] | page top↑
--赤帽子様--

コメントありがとうございます。

>保管に困ってました

ああ、やっぱり(笑)
とにかく全長が長い上に構造上スイッチを切っても
首か尻尾かどちらかしか曲げたままにしておけないので
収納には難儀しますね。

>トンデモ機体が登場して

新しい機体が登場するたびにドンドン性能が向上していって
スペックがムチャクチャになっていくんですよね(苦笑)

昔は200km出れば「高速ゾイド」だったのに
最後のエナジーライガーでは660kmという
もう陸戦兵器ではありえないスピードに(爆)
by: いいんちょ@ * 2008/02/15 23:22 * URL [ 編集] | page top↑
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欲しいなと思いつつ、余りのデカさに手を出せなかったヤツです。80センチは無茶だよなぁ・・・・。
設定のトンデモ化は、今じゃガンダムでさえ「一機で戦局を変えるうんぬん」なんてトンデモ兵器が出てきますからねぇ。ご時世なのかも。ミクロマンなら時速800キロで爆走しても笑って許せるんですけど。

ふと思ったんですけど、このコックピット、メチャメチャ酔いそう(笑)。
by: misodrill * 2008/02/16 00:20 * URL [ 編集] | page top↑
--misodrill様--

コメントありがとうございます。

>余りのデカさに

デカいっていうより長いって感じなんですよね。
ボリューム的にはゴジュラスギガとかよりだいぶ小さいです。
置き場所に困るのは一緒ですが(笑)

>コックピット、メチャメチャ酔いそう

ですね(笑)
しかも尻の下を超高エネルギーの荷電粒子が通過したりして
スリル満点です(爆)
by: いいんちょ@ * 2008/02/16 18:33 * URL [ 編集] | page top↑
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いいんちょ@さん、お久です♪このコが噂の「バランスブレイカー」にして「ギガ先生の天敵」ですね♪ミクロタウン396の皆に紹介してあげて下さい(大爆苦笑)♪
>設定のトンデモ化

そうなんですよねェ…。まぁ、スパロボ大戦好きの私としては「トンデモ設定」は嫌いではないのですが、こーゆー「一人勝ち」なのはちょっと、ねェ…(苦笑)。いくらトンデモでも、それに伍する「ライバル」が居てこそなのに…。
後、これ以降の商品展開では「ヘリック共和国vsネオゼネバス帝国」の構図が出てきませんね?(記憶違いかも知れませんが)ストーリーはどう言う風に展開していったかご存知ないですか?
by: 通りすがりの遊び人 * 2008/02/22 21:01 * URL [ 編集] | page top↑
--通りすがりの遊び人様--

コメントありがとうございます。

>一人勝ち

ちょっと性能が情け容赦ないって感じですかね。
これまで強力なゾイドには同クラスのサイズのゾイドが
ライバルとして登場(ゴジュラスに対するアイアンコングとか)
していたんですが、ギガに比べるとセイスモはだいぶ小さいですからね・・・。

>ストーリーはどう言う風に展開

おおまかな説明になりますが、セイスモの完成で
追い詰められた共和国残党は東方大陸に逃れ、
そこでZOITECという企業の支援を受けて軍を再編、
対セイスモ用ゾイド「凱龍輝」を完成させて中央大陸に逆上陸、
共和国旧首都近郊でネオゼネバスに決戦を挑みます。

最後はセイスモは凱龍輝とゴジュラスギガによって撃破され
ネオゼネバス皇帝のエナジーライガーがライガーゼロファルコンに破れ、
エナジーのエネルギー暴走をゼロファルコンが食い止めた所で
ストーリーは終了、その後の展開は明らかにされずに終わっています。
by: いいんちょ@ * 2008/02/23 19:18 * URL [ 編集] | page top↑
--存在意義が揺らぐ悲運のチート機体。--

当時接近戦で無敵を誇ったゴジュラスギガを接近前に火力で殲滅する事を目的とした身も蓋もないゾイド。
火力に心血を注いだ特殊化した機体であり、遠近両方に射撃で対応出来る。格闘能力も悪くなく、レオマスターの駆るライガーゼロフェニックスの部隊を蹂躙出来る程。

それだけ聞くとやり過ぎ機体全開だけど、ゴジュラスギガ自体デスザウラーでも対応可能っぽい描写があるのが引っ掛かります。わざわざ労力と国家予算を割いて新型ゾイドを開発するより、OSで強化デスザウラーを量産しまくった方が色々有利なのではないでしょうか?

セイスモの悲劇は、ライバルのギガの描写が情けなすぎ、一方的に最強というイメージを持たれてしまった事だと思います。もしギガがそりゃあもう理不尽なまでに接近戦で強ければ、これ位チートゾイドでないと対応出来ない説得力もあったんですけどね…
by: * 2015/05/18 16:14 * URL [ 編集] | page top↑
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