闇の暗殺者: EZ-011ヘルディガンナー(イグアナ型)
本日紹介するのはガイロス帝国軍中型奇襲ゾイドRZ-011ヘルディガンナーです。
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DATA
全長/24.5m
全高/5.8m
重量/48.0t
最高速度/130km

武装
ロングレンジアサルトビーム砲
ARZ20mm2連装ビーム砲x2
銃座式対空72mmマシンガン
ストライククローx4
スマッシュアップテイル

定価800円(税別)

ヘルディガンナーは旧大戦の末期、大陸間戦争時代にガイロス帝国が実戦投入した
中型ゾイドで、新大戦においてほとんどのガイロス帝国ゾイドが
旧ゼネバス製ゾイドの改良版である中、このヘルディガンナーは珍しく純粋な
ガイロス帝国オリジナルの設計によるゾイドです。

旧大戦ではディオハリコンという謎の物質をエネルギー源にして
凄まじい戦闘力を発揮しましたが、大異変以降ディオハリコンを利用する
技術が失われたらしく、それほど強力な戦闘力ではなくなっています。

河川や浅瀬、湿地帯での戦闘を得意としている水陸両用の奇襲ゾイドで、
待ち伏せよりも敵地へ単身潜入しての破壊活動を主目的にしています。

陸上での機動性には難点がありましたが、逆に軟弱な地形では他のゾイドを
寄せ付けない俊敏性を発揮する事ができ、これといった対抗機種や
後継機が出現しなかった事から長く奇襲攻撃隊の主力ゾイドとして活躍しました。







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フロント&リアビュー。

まず目に付くのがその異常に長い尻尾でしょう。実に全長の半分以上を
尾が占めています。

そのせいかもしれませんがこのクラスのゾイドとしてはボリュームがある様に感じます。







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頭部アップ。

帝国ゾイドには珍しい視界の広いキャノピー式のコクピットを採用しています。
赤いキャノピーも珍しいですね。他にはガイサックぐらいか?

頭部の形やパイプ群がSF映画の「エイリアン」を連想させますね。







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背部に装備されたロングレンジアサルトビーム砲。
歩行と連動して上下に動きます。

ひそかに敵に近づき、このアサルトビーム砲で一撃必殺を狙うのが
ヘルディガンナーの基本戦術です。







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尾の付け根には銃座式対空72mmマシンガンがあります。左右に旋回可能。

もちろん写真のように兵士も載せる事が出来ますが、なぜかキットには
フィギュアが1体しか付属していません。

しかし水中に潜ることも出来るヘルディガンナーなのにむき出しの銃座ってのは
ちょっといただけませんね。

・・・罰ゲーム席かな、やっぱり(笑)。







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尻尾は胴体の付け根に上下軸、中央と先端部に左右の可動軸があります。







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ボディ側面のディティールもなかなか凝っています。








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ヘルディガンナーは大型ゼンマイを動力源にしており、アサルトビーム砲を上下に、
口を開閉させながら前進歩行します。

アゴの下にあるのはARZ20mm2連装ビーム砲。








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ゼンマイ動力で口を開閉させると書きましたが、ヘルディガンナーはこの
アゴの噛む力がゼンマイゾイドとは思えないほど強く、ご覧の通り
鉛筆をくわえてぶら下がる事が出来てしまうほどです。

「噛まれると一番痛いゾイド」と言う噂もチラホラ(笑)。








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ヘルディガンナーのキットの最大の弱点とも言えるのがこのパイプの亀裂です。

写真でも切れているこのパイプが取り付け角度が一番急なせいで
組み立てた当初はなんとも無くてもしばらくすると切れてしまいます。
旧ゾイドのヘルディガンナーではこういう事は無かったらしいんですが・・・。


ではまとめを。

エイリアン風のグロいデザインで激しく好き嫌いの分かれるヘルディガンナーですが
値段の割りにボリュームがあってお得感はありますね。

限定発売品を除けば唯一の大陸間戦争時代のガイロス帝国ゾイドというのも
ポイント高いです。

それになんと言ってもあのアゴの力!
指を噛ませて遊んでいるとだんだんクセになってきます(笑)。

ゾイドコア・ドットコムではまだ購入可能な様なので、持って無いなら
ぜひとも購入して指を噛ませましょう(爆)。


ではまた。





ZOIDS EZ011 ヘルディガンナー



2006/09/13(Wed) | ゾイド・帝国 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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