オリジナルミクロを作ろう! ヘッド編その2
本日はオリミクロ製作、ヘッド編第2回です。
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作業に移る前に前回のちょっと補足を。
ガシャポンフィギュアのヘッドの分割には主に3タイプがあります。

1: 1パーツで構成、または複数パーツが接着され1パーツで構成されている物。
2: 前髪とその他の部分の2パーツで構成されている物。
3: 前髪と後ろ髪、顔の3パーツで構成されている物。

今回使用した「昴」(上写真右)は2パーツ、上写真左の「藤井かすみ」は
3パーツで構成されていますね。

実はオリミクロ作りに一番向いているのは3:のタイプで、例えば顔の塗装に
失敗しても顔だけ外して塗装をやり直す事ができます。

その点1:のタイプ、特に複数パーツが接着されているタイプは
塗装その物がやりにくく、ちょっと失敗すると全体をやり直さなければなりません。

なぜこんな話をするかと言うと銀色塗装は非常に失敗しやすく、
特に女性フィギュアの命とも言える顔の塗装に乱れがあると非常に気になりますからね。

逆にぶっちゃけ髪の塗装なんて多少失敗しても気にならない(爆)


ではヘッド編第2回、スタートです。







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まずはフィギュアの目の塗装を剥がします。その為の道具がコチラ、
右は普通の綿棒、左は100円ショップで購入した「瞬間接着剤剥がし液」です。

「どうせ銀色に塗りつぶしちゃうんだからわざわざ目の塗装剥がさなくていいじゃん」
と言う意見もあるでしょうが、この目の塗装って結構表面がデコボコしている事があって
後々の処理の事を考えると一応剥がしておいた方が無難です。








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綿棒に剥がし液をつけ、目の塗装をこすり取ります。
ヘッドの素材を痛めてしまうことがあるのであまりグリグリやる必要はありません。

剥がし液はかなり揮発性が高いので部屋の換気には注意してください。

また粘り気がある液体なので目の部分にベッタリこびり付いてしまった場合は
模型用薄め液を付けた綿棒でぬぐってやると良いでしょう。









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目の塗装を剥がした状態。

モールドの部分に若干塗料が残っていますが、そこまで気にしなくても構いません。

ガシャフィギュアの目にも2タイプあって、瞳のモールド(ミゾ)が彫られて
さらに塗装されているタイプと、瞳のモールドがなく、塗装のみで
瞳が再現されているタイプがあります。

今回のヘッドは「昴」が前者、「マリア」が後者のタイプでした。

ミクロマンは瞳のモールドの無いいわゆる「白目」なので、後者のタイプの方が
楽に進められます。

余談ですが私が今まで作ったミクロレディの内、
マリエッタ・ジゼル・シルビアは瞳のモールドが彫刻されているタイプ、
マキ・静はモールドの彫られていないタイプでした。







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「昴」は瞳のモールドが彫られているタイプだったので、これを埋める
作業をしなければなりません。使用する材料がコチラ。

模型用ラッカーシンナー、タミヤパテ(いわゆるプラパテ)、塗料皿、
スポイト、爪楊枝、そして右は耐水ペーパー(600番、1000番)。
あと裁縫で使うマチ針があると便利です。







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パテを塗料皿に少量出し、スポイトでラッカー薄め液を滴下しながら
爪楊枝でかき混ぜて粘度をゆるくします。

パテの硬さは変な表現ですが
「食べるの忘れて溶けちゃったアイスクリーム」くらいの硬さです(笑)







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爪楊枝を使って瞳にパテを盛り付けます。
爪楊枝では太いと感じたらマチ針を使うと良いでしょう。








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パテを盛り付けました。
プラパテはその性質上かなりヒケる(体積が減る・ちぢむ)ので、盛り付ける量が
あまり少ないとモールドが浮き上がってきてしまうので、ちょっとだけ
盛り上がるように盛るのがコツです。

気温にもよりますが半日くらい乾かせばよいでしょう。








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パテが完全に乾いたら細く切った耐水ペーパーでパテを平らにならします。
600番のペーパーを使いますがさらに1000番で仕上げてもよいでしょう。

写真のようにペーパーの先端を細くカットした物や、1ミリくらいの幅にカットした物等
眼の形に合わせて使い分けると楽です。

あと当たり前の事ですがくれぐれも削りすぎには注意して下さい。







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眼の輪郭部分までパテで埋まってしまった場合にはマチ針を使って
彫りなおしてやりましょう。

プラパテはモロイ傾向があるのであまり力を入れずに何度もなぞる様な感じで。






では今回はここまで。
次回は「下塗りと銀塗装」の予定です。



2007/09/16(Sun) | オリジナルミクロを作る | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
コメント
--唸ってしまいますw--

なーるほどぉ~。
きっといいんちょ@さんは《こんな簡単な事》と仰るのでしょうが、溶きパテや瞬着おとしで瞳を落とすとかは見事な創意工夫だと思います。
今週の連休は後半野暮用でなにもできなかったので
来週の三連休。綾波ヘッドの瞳消しを実行してみます!ありがとうございました
次回も楽しみにしてます!!
by: SAT * 2007/09/17 21:48 * URL [ 編集] | page top↑
--SAT様--

コメントありがとうございます。

>創意工夫

そんな事はないですよ。
私は以前、戦車模型なんかも少々かじっていたので
「溶きパテ」はパテ工作の基本でしたし、瞬着はがし液による
塗装はがしも他所様の受け売りですので自慢できる事じゃないです。

SATさんもオリミクロを作っていらっしゃいますが、
何か工作でいい方法とか見つけたらゼヒ教えてください。
by: いいんちょ@ * 2007/09/17 22:19 * URL [ 編集] | page top↑
----

瞳のモールドはパテで埋めていたのですか。細かい作業なのですね。ところで「溶きパテ」という名のビンに入った商品を買ったことがあるのですが、タミヤパテを薄め液で溶いたもののほうが乾きも早く、削りやすくて、使いやすいと思いました。
by: yoyon_bee * 2007/09/19 06:51 * URL [ 編集] | page top↑
--yoyon_bee様--

コメントありがとうございます。

>細かい作業

モノが小さいだけにどうしても細かい作業になってしまいます。
初めてオリミクロに挑戦する方には瞳のモールドがないタイプの方が
いいですね。

>使いやすいと思いました

硬さが自分の好みに調整できるので扱いが楽ですね。
パテには他にもエポキシパテやポリパテがありますが
これらはこの手の作業には向いていませんね。
by: いいんちょ@ * 2007/09/19 18:27 * URL [ 編集] | page top↑
--管理人のみ閲覧できます--

このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * 2007/09/21 01:24 * [ 編集] | page top↑
--あ、--

間違えて非表示に。。。(汗
by: ゼントラン * 2007/09/21 01:26 * URL [ 編集] | page top↑
--ゼントラン様--

コメントありがとうございます。

>メッキ塗料

ゼントランさんは作品の頭部にスーパーメタリックメッキシルバーを
使っていらっしゃるのでこのパテ埋め工程をされるなら
最終的に1000~1500番くらいのペーパーで仕上げた方が
いいかもしれませんね。
by: いいんちょ@ * 2007/09/21 18:50 * URL [ 編集] | page top↑
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