蘇った電子の眼: EZ-065ディメトロドン(ディメトロドン型)
本日はネオゼネバス帝国軍大型電子戦用ゾイド・EZ-065ディメトロドンを紹介します。
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DATA
全長/22.3m
全高/12.6m
重量/156t
最高速度/150km

武装
TEZ20mmリニアレーザーガンx2
AEZ20mmリニアレーザーガンx2
地対地ミサイルポッド
高圧濃硫酸噴射砲
チャフ・フレアディスペンサーx2

定価2000円(税別)




旧大戦時代に共和国軍の電子戦ゾイド「ゴルドス」に対しゼネバス帝国軍では
小型の電子戦ゾイド「ゲーター」で対抗していました。
巨大ゾイドであるゴルドスには電子戦能力で劣るゲーターは小型ゾイドの利点である
量産性や隠密性で対抗していましたが、そもそも小型ゾイドであるがゆえに
キャパシティが低く、改良の余地が小さいという欠陥を抱えていました。
そこで本格的な電子戦ゾイドとして開発されたのがディメトロドンです。

ディメトロドンはゴルドスに比べて後発だけに索敵能力に優れるだけでなく
巨大さゆえに発見されやすく鈍重だったゴルドスよりもコンパクトにまとめられ
旧大戦を通じて活躍しました。

ゼネバス帝国が滅亡してその技術がガイロス帝国に引き継がれた後
ディメトロドンは再生産される事がありませんでしたが、
新大戦において中央大陸を制圧したネオゼネバス帝国では共和国軍残党による
ゲリラ戦が激化しており、その対策に頭を悩ませていたネオゼネバスによって
最新の電子装備に換装され第一線に復帰。ゲリラ部隊の拠点捜索に活躍しました。







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ディメトロドン・フロント&リアビュー。

ネオゼネバス軍によって復活した電子戦ゾイド・ディメトロドン。
実は私が旧大戦に活躍した大型ゾイドの中でも再販を強く希望していた
ゾイドの一つでしたが、シリーズ末期にやっとラインナップに加わりました。

レッドホーン、セイバータイガーにも負けない素晴らしいセンスで
元となったモチーフを上手く昇華しています。

ちなみにこのディメトロドン、尻尾の先端のアーマーが地震を食らった際の
ドサクサで紛失しています・・・orz





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背中に3連装地対地ミサイルポッド、アゴ下にはTEZ20mmリニアレーザーガン。
左肩には高圧濃硫酸噴射砲が装備されています。

他には尻尾の先端に20mmリニアレーザーガンが装備されていますが
本格的な戦闘を行う為のゾイドではないのでいずれも小口径で、
対小型ゾイド用の武装ですね。

ツラ構えは結構凶悪そうなんですが(笑)






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コクピットは頭部にあります。コクピットハッチが開閉可能で、
パイロットが1名搭乗。







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ディメトロドンのデザインのポイントである背ビレ。
全天候3Dレーダーになっています。

電源スイッチを入れるとモーターと連動して1枚1枚が波打つ様に動きます。






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胴体部。

新ゾイドで新規に作られたゾイドとはディテールの密度がまるで違いますね。

ヒヅメ状の足先がなんかカワイイ(笑)





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ディメトロドンはモーターを内蔵しており、スイッチを入れると
口の開閉と前述の背ビレの可動、尻尾を左右に振りながら前進歩行します。






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ではまとめを。

大型ゾイドながら本格的な戦闘用ではない電子戦用ゾイドという地味な役割のせいか
そんなに大人気ではないかもしれませんが、キットはディティール、
デザイン共に素晴らしく、個人的には傑作と呼ばれるレッドホーンやセイバータイガーにも
見劣りしない素晴らしいデザインだと思います。ホントこの頃の
ゾイドデザイナーは神がかってますね。

レッドホーンやアイアンコングあたりと並べると実に絵になりますよ。


以上、ディメトロドンでした。





2007/09/08(Sat) | ゾイド・帝国 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
コメント
--高密度ディテール--

胴体といい背びれといい、このディテール群はすごいですね!自分がゾイドにハマったのは十数年前なので最近のはさっぱりですが、このモデルを今、あらためて見てみると、かなりレベルが高いのが分かりますね。
by: タダロイヤー * 2007/09/08 23:45 * URL [ 編集] | page top↑
--タダロイヤー様--

コメントありがとうございます。

>かなりレベルが高い

旧大戦、それも共和国と旧ゼネバス帝国が戦った
「中央大陸戦争」の頃の大型ゾイドはどれも傑作ぞろいですね。

ディメトロドンも傑作と名高いアイアンコング、レッドホーン等に
負けないくらいイイ出来です。

その後の大陸間戦争時代にゾイドのデザインは設定面を含めて
グダグダになり衰退してしまうわけですが・・・orz

1999年以後復活した新ゾイドシリーズでも新規金型で
大型ゾイドがいくつも発売されましたが旧ゾイド黄金期の物には
及ばない物がほとんどですね。
by: いいんちょ@ * 2007/09/09 19:15 * URL [ 編集] | page top↑
--管理人のみ閲覧できます--

このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * 2007/09/23 03:35 * [ 編集] | page top↑
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昨日通販で買ったディメトロドンですが左前足に取り付ける武器のパーツの穴が大きかったのかパーツをはめる部分が小さかったのかなかなかうまくはまりませんでした。現在は背ビレの後ろのところにはめてピッタリはまったという感じです。
by: 温泉パンチ * 2011/12/16 10:31 * URL [ 編集] | page top↑
--温泉パンチ様--

コメントありがとうございます。

>武器のパーツの穴が

濃硫酸噴射砲は私のディメトロドンも
若干外れやすいですね。

気になるのでしたら細切りしたセロテープ等を
取り付け穴にかませてキツくしてやるのが
簡単でいいかも。
by: いいんちょ@ * 2011/12/16 21:23 * URL [ 編集] | page top↑
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