トイザらス限定で発売されました。
ハンネはMICRで予知能力開発のために育成されていたミクロシスターで、
ミクロシスター・シオンから譲り受けた神聖力で戦います。
雑誌「クアント」のコミック版でも活躍していました。

ミクロシスター・ハンネ素体状態。
クリアオレンジのボディに白とレモンイエローでペイントが施されており、
限定物らしくこれまでに発売されたシスターより凝ったデザインですね。
後頭部には人間用サイズの指輪が付いており、デザインのポイントになっています。
ボディには新素材のセルロースプロピオネートが使用されています。
これまで発売されたシスターでは関節可動がユルい事が多かったですが
ハンネでは新素材のせいか、やや柔らかめなもののなんとか許容範囲内かな。

上半身アップ。
なんか色々映りこんじゃってますが(笑)
ややマンガチックだったこれまでのシスターに比べるとややリアル系寄りの顔ですね。
頭部はかなりシャープな造型ですが、それがたたって鼻先のメッキが
開封前からハゲていたりする事があるので、買う際には店頭でよくチェックしたほうが
いいと思います。

フル装備状態。
バックパックと聖剣(ホーリーソード)、聖鷲(ホーリーイーグル)を装備できます。
過去のシスター4体に比べるとやや軽装ですね。
ホーリーイーグルはグリップと左上腕のリングでしっかり固定できますが
その状態では左腕は肩以外はほとんど固定された状態になってしまいます。

聖鷲(ホーリーイーグル)。スカイマスター・ハヤテも使用している
ミクロイーグルが神聖力で変化した生きた多形態モジュールで、
主人であるハンネを守る意思を持ちます。
ハヤテのミクロイーグルよりかなり大型化しており、羽の開閉や尾羽の上下可動など、
7箇所もの可動部分があります。
羽の付け根部分の差込軸がやや外れやすいのとメッキが少々荒いのが難点かな。

聖月(ホーリークレッシェント)形態。
ホーリーイーグルの防御形態で、空中に浮遊しハンネの体を癒すことができます。
付属のクランク状のパーツでバックパックと変形させたホーリーイーグルを接続し
専用のスタンド台に空中状態でセットできます。

前述のクランク状パーツを利用すればホーリーイーグルは背中に
装着することも出来ます。
「すくらんだ~♪くろ~すで~♪」(バカ)

聖剣(ホーリーソード)。
CLAMPの漫画にでも出てきそうなデザインですね(笑)グリップは適度な太さで
しっかり持たせることができます。

聖弓(ホーリーボウ)形態。
ホーリーイーグルにホーリーソードを組み合わせた攻撃形態です。
広範囲の邪悪な敵をロックオンして一掃する事ができます。

ではまとめを。
デザイン的には中々素晴らしい物があるシスターハンネですが、
メッキの質がやや悪い事や、以前のシスターから改善されてはいるものの
やや緩めの関節等の問題点もあります。
しかし最大の難点はホーリークレッシェントやホーリーボウの組み立て方に関する
説明がバックカードの小さな写真以外に一切説明がないこと。
しかも肝心な所がはっきり写ってないし。
私は最初付属品の小さなクランクの使い方がさっぱり判らずしばらく悩んでましたよ。
ここは説明書の一枚でも付けてきちんと説明してほしかった所ですが
「紙キレ一枚付ける手間が
そんなに惜しいですか?」
もうちょっとユーザーの事を考えた商品を心がけてほしいですね。
以上、ミクロシスター・ハンネでした。
確かに説明書なしは困りましたねぇ。
アスラはともかく、ハンネは(というかホーリーイーグルは)
形態が多いだけになおさらです。
もう面倒なので、ホーリーイーグルは箱に入れっぱなしです(苦笑)
コメントありがとうございます。
>形態が多いだけに
いや、全く。あのクランクパーツは最初?でした。
おまけに小さいし、細くてうっかり折ってしまいそうだし・・・。
マスフォとかはちゃんと説明書付いてたんですけどねぇ・・・。
人間用の指輪がついてるというのが面白いですね。
ミクロマンは1/1サイズという設定が生きるアイテムだと思います。
付属品が三日月のような形になってそこに腰掛けるというのも、設定として面白いなあ。
コメントありがとうございます。
>指輪
デザイン的なアイディアとしては面白いですね。
ただこの指輪、金型がかなり雑で指輪としては
チープです。
>そこに腰掛けるというのも
最初クランクの使い方が解らずに
「どーやってこの上にハンネ座らせるんだ?」と悩んだのは
私だけではないはず(苦笑)
こんばんは、古い記事に失礼いたします。
デッサン人形を探していてミクロマンにいきあたったのですが、こちらのアクロアスラ&ハンネのコンビは、問題ないでしょうか?
マテリアルフォースの素体が値上がりしている上に、ポリカーボネートの脆さが心配で、10年も前のものを買うのはどうかなあ…と悩んでいました。
しかし、こちらのブログを読み込むなどいろいろ情報をとってきてみて、このアクロアスラのパッケージはいいかもしれないと思いました。
理由は見た目がカッコいい(笑)ことですが、他にも
・シスターは見た目自然で可動が優れている
・ハンネは素材が新しい
・男女素体が一緒に手に入る
とわかったからです。ただし
・シスターは小さくて動かしづらい
・シスターは手や肩の可動に難がある?←よくわからなかったです
という情報もあり、やっぱり大人の女性素体がいいのかな?とも思えます。
ミクロアクションシリーズの綾波レイや春麗などで代用できればそのほうがいいのでしょうか?
袖などが可動を邪魔しそうなのが気になります。
ちなみに武装神姫は持っているので、今回、リアルな人体に近い形のミクロマンに興味が出た次第です。
フィギュアで遊ぶ目的から外れてしまう内容で申し訳ないのですが、ご意見をお聞かせいただければと思いました。
長々と書いてしまい、恐縮ですがよろしくお願いいたします。
もし内容に間違いなどありましたらご指摘ください。
それでは。
はじめまして。コメントありがとうございます。
>問題ないでしょうか
まず破損の方ですが、アスラ&ハンネは材質がポリカーボネイトから
セルロースプロピオネートに変更されているので
問題ないと思います。
デッサン人形として使うなら、
かなり体型がデフォルメされた武装神姫よりは
シスターの方が向いているかもしれません。
>小さくて動かしづらい 可動に難がある?
シスターはサイズの割には繊細な構造をしているので
ちょっと扱いづらいところはあるかもしれません。
関節可動もゆるくはないんですが、しっかりとポーズが
固定できるかどうかギリギリな感じですね。
クニャクニャではないがシャキッともしていない・・みたいな。
手や肩の可動範囲についてはさほど気にすることはないでしょう。
武器などを持つ手首の可動部がゆるいという弱点
(重さに負けてしまう)がありますが
デッサン人形用ならあまり関係ないかな。
一番の問題は入手困難な所でしょうか。
中古トイを扱う店で探すかヤフオク等で探すしかありません。
>綾波レイや春麗
悪くは無いですがどちらも服を着ている造形ですので
あまりデッサン人形向きではないかも。
Ver2素体を使った「新劇場版綾波レイ」ならプラグスーツ姿なので
こっちのが向いているかもしれません。ただデフォルメの効いた
アニメ体型ですが。
こんなところですが・・・何かのお役に立てたでしょうか。
他にも何か聞きたい事や、詳しく説明して欲しい部分などありましたら
遠慮なくコメントしてみてくださいね。
こんばんは、丁寧なお返事ありがとうございました。
玩具としてミクロマンを愛されているサイトで的外れなことをお聞きしているかなと心配でした(・・;) 詳しくご説明いただけて恐縮です。
材質のこと、よくわかりました。
やはりポリカーボネートではなく、セルロースプロピレネートやabs樹脂のミクロマンを探そうと思います。
武装神姫は腰の可動がオミットされているのが、デフォルメよりも大きな問題ですね。(見た目はver.2によく似てます)
シスター、手に入れたら壊さないよう丁寧にしないといけませんね。
ポーズがしっかり決まればいいのですが…。個体差があるようで。これは運ですね。
綾波や春麗は初代マテリアルフォースと原型が同じなので惹かれていましたが、材質も一緒のようですし、ご指摘の通り服は邪魔そうなのでやはりミクロマンシリーズから探そうと思います。
調べはじめるとミクロマンを愛する方のブログがたくさん出てきて、面白くなり、だんだん造形物としても欲しくなってきています。どれも個性的なキャラクターですね。
200X版のコミックスが読みたいのですが、出版されていないようで残念です。
手に入れたら、またご報告いたします。
参考になりました。本当にありがとうございました(´∀`)
コメントありがとうございます。
>詳しくご説明いただけて恐縮です
どういたしまして、参考になったのでしたら幸いです。
>武装神姫
スマートで胴と足が長いスタイルは確かにVer2素体に近いものがありますね。
実は私も少し興味があったんですが、脚の付け根の構造や
どんどん高騰する価格がネックになって購入する機会を失ってしまいました。
>造形物としても欲しくなってきています
それは私としても嬉しいですが、
今では簡単に手に入らなくなってしまっているのが
難ですね。
>200X版のコミックス
雑誌「クアント」で連載されていましたが
単行本化はされていないようですね。
オークションに出ていて比較的安価だったので手に入れることができました。
確かにハンネの手足はゆるみがあってすっぽ抜けたりと動かしづらいですね~(^^;
あとハンネもアクロアスラも、髪のせいで上を向けないのは計算外でした…
そして手にとるとプレイバリューを求めたくなってくるという不思議。色んなポーズが取れるのはそれだけで楽しいですね♪
コメントありがとうございます。
>比較的安価だったので
それは良かったですね。もう展開が終わってからだいぶ経つトイなので
レアリティはさすがに薄れたかな?
>ゆるみがあって
個体差もあるんですがハンネの関節はあまり
ガッチリとした感じではないですね。
クニャクニャというほどひどくも無いですが。
>髪のせいで上を向けない
特に200X中~後期のミクロマンによくある事で、
デザインを優先しすぎて頭部の可動が制限されてしまっている
ミクロは結構あります。
試作の時点で気づきそうなもんですが
こういう小さな欠陥をを直さずそのまま発売してしまう事が
時々ありました。
>色んなポーズが取れる
このサイズのフィギュアの中ではダントツの可動ポイント構造を
備えていますからポージングは楽しいですね。
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