全長/19.1m
全高/20.8m
重量/198t
最高速度/150km
武装
TVM地対地2連装戦術ミサイル
10連自己誘導ロケット弾ランチャー
対ゾイド6連装ミサイルランチャー
アイアンハンマーナックルx2
定価3980円(税別・限定発売)
アイアンコングイエティは暗黒大陸の厳しい冬季に対応すべく、アイアンコングに
各種装備を追加して完成した寒冷地仕様のアイアンコングで、そのルーツは
旧大戦時代に試作された「イエティコング」だと言われています。
アイアンコングMkⅡ量産型をベースにしており、外見はカラーリングを除いて
大差ありませんが内部機構には防寒・防氷対策が施されており、元々のコングの
高い地形適応能力とあいまって雪中や雪山でも良好な機動性を発揮。
その高い性能が買われてガイロス・ネオゼネバス両軍で使用されています。
ゾイド公式ファンブックでは4巻に登場。ガイロス帝国首都で反乱を起こした
PK師団相手に活躍(コングPKを撃破するシーンあり)しています。

アイアンコングの寒冷地仕様であるアイアンコングイエティ。
2002年12月に限定で発売されました。
初出はWebコミック「ZOIDS妄想戦記」の『幻惑の雪山』ですが、Webコミックス版では
右肩の武装が大型ビームバルカンになっていました。
キット版は単にアイアンコングMkⅡ量産型の色換えバージョンになっていますが、
外箱とシールは専用の物が用意されていました。

特徴的な背部のブースターユニット。元々は旧大戦中にゴジュラスMkⅡに対抗する為に
開発された物で、コングの運動性能を大幅に引き上げる事に成功しています。
上部の2対のスタビライザーは前後に可動。

武装はほぼノーマルコングと同一ですが左肩のロケットランチャーのハッチは
レーザーセンサー付きの物に換装され、胸部にはパワーコネクターが
追加されています。
もちろんノーマルコングと同様に右肩ミサイルランチャーのスプリングによる
ミサイル発射ギミックも健在です。

頭部コクピットハッチを開いた所。
ゾイドでは珍しい並列複座方式を採用しています。

頭部には発光ユニットがあり、緑色に光ります。
なかなかキレイですがいかんせんボディの成型色が白なので光が余計な所から
透けてしまうのが難点ですね。
メインスイッチを切っても光りっぱなしな事があるのも相変わらず
(アイアンコングのレビュー参照)です(苦笑)。

ノーマルコング同様にモーター駆動で背中のTVM戦術ミサイルを回転させ、
首を左右に振り、目を点滅・機械式サウンドユニットから泣き声を上げつつ前進歩行します。

ではまとめを。
流通限定で取り扱った店舗が少なく、しかも発売当時はノーマルコングでさえ
中々手に入らない時期であったのであっという間に完売してしまったイエティですが
カラーリングのセンスも良く、かっこいいゾイドだと思います。
局地戦仕様ってなんか燃える設定だし(笑)
私はコレを買った当時ノーマルコングを持っていなかったので感動もひとしおでした。
ただこのキット一つだけミスがありまして、なぜか首の軸になるパーツが
ノーマルコングより長く、そのまま組むと首が浮いてしまいます。
どうやら金型をメンテする際にミスったようですね。
まあ長さを少々カットすればOKですが。
あ、あと出来れば右肩武装はWebコミックス版同様にビームバルカンにして
欲しかったなぁ。
以上、アイアンコングイエティでした。
妄想戦記から来ましたね~。
あれ、個人的にかなり好きだったんですが、いつの間にか終わっててガッカリでした。
パンツァー腹這い移動とかのネタも面白かったのに・・・。
かなりカッコイイのが多かったんで、プロポーション重視のHMMとかなら売れると
思うんですよね。
赤い狐とかモルガ成虫とか(笑)
コメントありがとうございます。
>妄想戦記
私はネット環境を手に入れるのが遅かったので
妄想戦記見れなかったんですよ(泣)
また配信しないかなぁ・・・。
>赤い狐とかモルガ成虫とか
赤い狐は限定キットででていますね。HMMの次回作は
ジェノザウラーとブレードライガーだそうですがモルガとかは・・・
無理だろうなぁ・・・。
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