ろべるともるが

前回までのあらすじ：　苦難の末にようやく国境線に到達した二人だったが・・・

マリエッタ「ええ、そう・・・忘れないで持ってきてね。じゃ、待ってるから」

ピッ。










マリエッタ「やっと連絡ついたわ。すぐに迎えに来てくれるって」
ジゼル「そうか、良かったな。じゃあもうお前とはお別れだな」
マリエッタ「え？どういう事？」









ジゼル「お前の友達とやらはミクロフォース所属だったな？」
マリエッタ「ええ・・・そうだけど・・・」

ジゼル「ここはもうミクロマンの領土内だし、私はアクロイヤー。
　　　　しかも戦闘用サイボーグなんだぞ・・・休戦協定違反もここに極まれりだ。
　　　　ミクロフォースに見つかれば逮捕される。私は目的を果たすまでは
　　　　拘束される訳にはいかない」

マリエッタ「あ、ちょっと待ってよ」
ジゼル「それじゃ元気でな。よっ・・・と」








マリエッタ「ねえ、私の友達が来るまでココにいてくれない？」
ジゼル「何だって？なぜそんな必要がある？」

マリエッタ「借りを返しておきたいのよ。もうあなたと会うこともなさそうだし
　　　　　　その脚、何とか出来るかもしれないから」
ジゼル「言っただろう、私は逮捕される訳には・・・」











マリエッタ「絶対にそんな事にはならないわ。私が保証する」
ジゼル「いや、しかし・・・」

マリエッタ「そんなに私が信用できない？」
ジゼル「そう言う訳じゃないが・・・・・・」

マリエッタ「どうなのよ？」
ジゼル「・・・・・・解った、お前を信じよう」














30分後。

マリエッタ「レイ！待ってたわ！」
レイ「マリエッタ！良かったわ無事で。心配したのよ！」











レイ「何があったの？予定の日になっても来ないし連絡もつかないし・・・」
マリエッタ「ごめんね、心配かけて。まあ色々あってね・・・あ、そうだ
　　　　　　例の物、持って来てくれた？」

レイ「ええ、応急修理キットは持ってきたけど・・・いったい何に使うの？」
マリエッタ「あなたメカに強いでしょ？修理して欲しい人がいるのよ」
レイ「え？修理？人？？」









マリエッタ「ほら、彼女よ」

レイ「ええっ？！まさか、アクロイヤー？！」







その14へ続く。

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漸く国境線に到着ですね。
ジゼル姉さんを助けたいと思うマリエッタちゃんが、何だかこう…成長したように思えます。
レイちゃんとも再会したけど、彼女と一緒にいたのはアクロイヤーであるジゼル姉さん。
流石のレイちゃんも驚きますね；
一体、ジゼル姉さんはどうなるのでしょう？
ドキドキです！

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やっと電話が届く範囲に来れたわけですね。

ジゼル姉さんとマリエッタちゃんの友情？が微笑ましいですねえ。

さてレイちゃんはどのような行動をとるのか気になりますなあ。

マリエッタちゃんみたいな応急処置じゃないと思うので問題無さそうですがｗ

--汐梨様--

コメントありがとうございます。

>漸く国境線に到着

いやホント長かったですね。劇中では２日間ですが
ここまで来るのに実に話数にして１３回(苦笑)

>成長したように思えます

最初はアクロイヤーを毛嫌いしていたマリエッタですが
ずいぶん変わりましたね。

--サクラん様--

コメントありがとうございます。

>マリエッタちゃんみたいな応急処置

あれは応急処置っていうよりやっつけ仕事みたいな(笑)

さて、長々続いたこのお話も次回でついに最終回です。

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