全長/12.0m
全高/7.2m
重量/22.0t
最高速度/195km
武装
M&N AZ144mmスナイパーライフル
バイトファング
ザンスマッシャーx2
デュアルアンカーx2
マルチウェポンラックx19
定価600円(税別)
OS(オーガノイドシステム)を搭載した新世代の小型量産ゾイドとして
多大な戦果を挙げたガンスナイパーでしたが、ライバルであるガイロス帝国軍の
小型量産ゾイド「レブラプター」と相対した場合に小型で機動力の高いレブラプターを
主火器である144mmスナイパーライフルで狙撃するのは難しい上に、他の小口径火器では
生命力の強いレブラプターを倒すのは困難で、レブラプターの得意な格闘戦に持ち込まれ
撃破されてしまうケースが後を立ちませんでした。
そこでガンスナイパーの格闘能力を引き上げるコンセプトの元に再設計されたのが
このスナイプマスターです。
小口径火器を思い切って整理して3トンの軽量化に成功、運動性を引き上げると共に
格闘兵器ザンスマッシャーを装備。レブラプターに匹敵する格闘能力を手に入れ、
主力火器のスナイパーライフルにはスナイパースコープとガンナー用の
スナイパーズシートを追加。ガンスナイパーに比べて省略された武装については
後付用のウェポンラックを多数設けて汎用性を確保しています。
対レブラプター戦の切り札として期待されたスナイプマスターでしたが
完成した時期が遅くて暗黒大陸ニクス戦には投入できず、完成した機体は
本土防衛部隊に配備されましたが共和国とガイロス帝国の争いのスキをついて
上陸してきたネオゼネバス帝国軍の新型ゾイドに対抗しきれず壊滅。
その後小型量産機はブロックスゾイドに移行したためほとんど日の目を見ない
ゾイドになってしまいました。

ガンスナイパーの後継機として登場したスナイプマスター。
ガンスナイパーに比べるとかなりスマートになって軽快性を感じさせます。
しかし個人的にはシンプルすぎてちょっと喰い足りない感じ。
見るからに武装が少ないですが、その代わり機体各所に凸ジョイントが設けられており
カスタマイズパーツや他のゾイドの武装を装着することが可能になっています。
それからなぜかポリキャップが赤と青の2種類付属(シールも赤用と青用がある)しており、
どちらかを選ぶ事が出来ます。
私は青仕様で組んでみました。

頭部アップ。上アゴ・下アゴともに可動でき、頭部の上下可動も兼ねています。
そのため口を開いた状態では頭を下げることは出来ません。

頭部にコクピットがあります。ちょっとハッチの合いが悪くて
隙間が開いてしまいます。

新たに設けられたスナイパーズシート。ガンスナイパーではメインパイロットが
一人で操縦も狙撃も兼任していましたが、役割を分担することによって
狙撃後素早く離脱する事が可能になりました。
寝そべった姿のパイロットが付属。
ハッチ上のスコープはゼンマイの巻き棒を兼ねています。

メインウェポンである144mmスナイパーライフル。
胴体との付け根でわずかに上下に可動できます。

尻尾下部のツマミをスライドさせると砲身が伸びます。
右側のマガジンは着脱可能。バイポッドも可動します。

両手は強力な格闘兵器、ザンスマッシャー。ツメは可動できます。
足先のデュアルアンカーも可動します。

スナイプマスターはゼンマイを内蔵しており、腕を上下しながら
前進歩行します。
ではまとめを。
ガンスナイパーの後継機として登場したスナイプマスターですが
デザイン、色合い共にシンプルすぎてあんまり面白みは無い印象です。
公式ファンブックでもほとんど活躍の場面は無かったし・・・orz
あとコクピットはキャノピー式にして欲しかった。
以上、スナイプマスターでした。
中途半端な機体だな。
格闘ではレブラプターに及ばず、汎用性ではガンスナイパーに劣る結果になってしまった。
スナイパーズシートを採用したからって即座に狙撃できるのか?
個人的には首が欲しかったな。胴体に直接頭がついているのが気に食わん。
初めまして。コメントありがとうございます。
>中途半端
確かにガンスナイパーのあとにわざわざ新型機として
導入しなければならない機体でもないような気がしますね。
>即座に狙撃
これは逆に狙撃後に即離脱するための機能なんじゃないでしょうか。
アニメのスラッシュゼロなんかでも描写がありましたが
ガンスナイパーはシートを回転させてパイロットが
狙撃体勢に入っていたので狙撃→即離脱が
やりにくい構造みたいですし。
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