千値練 ミクロマンLEDライトストラップM102
大きな小さな巨人(矛盾)。
ミクロLED020

本日は千値練・ミクロマンLEDライトストラップM102を紹介します。

千値練(センチネル)はややマニアックなアイテムを発売している
フィギュアメーカーですね。タカラトミー系列以外のメーカーから
正式にミクロマンの名を冠した商品が出るのは珍しいんじゃないでしょうか。

このミクロマンLEDストラップはびーばるさんより頂いた物です。
びーばるさんありがとうございます。





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まずはパッケージから。

パッケージはごく一般的なブリスター形態。台紙は表はカラー裏はモノクロ。
内容物はミクロマン本体のみで、カプセル等の付属品は付いていません。






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フロント&リアビュー。

初めて見た感想は「結構デカイな」ですね。
全長は約12センチと、元になった旧ミクロより2回りほど大きいです。

以前紹介した旧ミクロマン「M102」を模したレトロなデザインですが、
いくつか今風のアレンジも加えられています。

モデルとなったのは足先が裸足からブーツ型になった後期のタイプ。

一応「ストラップ」なので背中に取り付け用のストラップがありますが
これをストラップとして使う人はまずいないんじゃないでしょうか。





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頭部は美しい銀メッキ仕上げ。

わざとそうしたのかどうかは解かりませんが、ヘッドのディテールは
かなり甘く、のっぺりした感じ。

髪の毛のモールドも無くツルツルなのでなんだかヘルメットみたいです。






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以前紹介した復刻版M102よりボディの透明度は高くてキレイですね。

腹部の「ブレスト」の金色メッキも美しいです。







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写真だと判りにくいですが、背中にはこの商品の売りである
LEDライトの点灯スイッチがあります。

これも写真では見えにくいですが、
お尻には「ミクロマン」のロゴもモールドされています。

ストラップは邪魔なので外してあります。
Cカン(リング)が結構太いので、外すなら慎重に作業しましょう。





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足先は後期型の特徴であるブーツ型。






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次は可動範囲を見ていきましょう。

首は旧ミクロマンの様なボールジョイントではなく、2軸のジョイントで
上下左右に可動。

肩はBJ+軸可動という今風の構成。上腕にロール軸が追加されて
旧ミクロではできなかった腕を内側に向けることが可能になっています。

肘は1軸、手首はボールジョイント。この辺は旧ミクロと同じですね。
肩と肘には旧ミクロと同じく金属リベットが使われていて旧作の雰囲気を
崩さないようになっています。

ちょっと気になったのは手の造形がダルく、白手袋をはめたみたいな
感じになっちゃっている所かな。





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腰はボールジョイントでスイングが可能。







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股関節はボールジョイント。膝は1軸でこのくらい曲がります。
足首もボールジョイント。







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足裏には3ミリ穴があって、200Xミクロマン付属のプレートスタンドが
そのまま使えます。これは便利。







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金型の精度が高いので各関節の可動はほどよい固さで
特にゆるい箇所などはありませんでした。

おかげでポーズ付けは楽ですが、最近の可動フィギュアに比べると
太もものロール軸が無いので若干クセがありますね。






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ブレストを外すとLED点灯用のボタン電池2個が内蔵されています。







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背中のスイッチを回すと内蔵LEDが発光します。
明るい場所でも十分光っているのが分かるくらいの明るさがあります。







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部屋を若干薄暗くして光らせてみました。

ライト代わりに・・て程の光量ではありませんが美しく光ります。
LEDが上向きなのか、上半身に光が集中する感じですね。






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モデルとなった旧ミクロマンM102と、大きさ比較に100円ライターと並べてみました。

比べてみると大きさだけでなくプロポーション自体もアレンジがされているのが
分かります。特に脚のラインが顕著ですね。






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ではまとめを。

旧ミクロマンに「光る」と言う要素を加えて纏め上げた面白い商品だと思います。
可動も旧ミクロベースと考えれば向上していますし、十分ですね。

難点としてはまず「ミクロマンの大きさを外れたサイズ」だという事。
これはLED内蔵ということでやむをえないサイズアップだったとは思いますが。

頭部や手の造形がなぜかダルいのも気になりますね。他はキッチリしているのに・・。

あとやっぱストラップ要素は蛇足だったんじゃないかなぁ。
サイズが結構大きいので、これカバンにぶら下げてたら異様に目立ちそう。


以上、千値練ミクロマンLEDライトストラップM102でした。



2016/07/20(Wed) | ミクロマン | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
コメント
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御紹介頂き、有難う御座います。 m(_ _)m
まぁ、1年以上前に発売された商品なんで、完全に「旬」を外してしまいましたが‥ (;^_^A

顔のモールドが甘いのは、「仕様」というかワザとなんかな〜、と勝手に解釈しとります。
12㎝というとFA:Gとかより全然小さいんですが‥、「ミクロマン」となると許せなくなるのは何故でしょうかねぇ(苦笑)
現代の技術水準であれば、この大きさなら太ももロール位あっても良かったかなぁとは思いますが、(価格と「ストラップである必然性」を除けば)商品の出来自体は概ね問題無いですかねぇ… (-.-;)y-~~~

本家に対して「ミクロマンの新作」等は全く期待していませんが、(私と同様に)この創造性の高い玩具をリスペクトしてくれるメーカーの商品には期待してしまいます。

M-102が並んでいる画像は、其方に送った時点で想像した通りでしたw ♪( ´▽`)
by: びーばる * 2016/07/31 22:20 * URL [ 編集] | page top↑
--びーばる様--

コメントありがとうございます。

>「仕様」というかワザと

私も多分そう思いますが、理由は分からないですね。
大きさについてはやっぱ気になっちゃいますね。
いっそミニチュア版変身サイボーグにでもしちゃえば
良かったのかも。

>太ももロール

上腕のロール軸は追加したのになんで太ももは
スルーしたんでしょうね?デザイン上の問題かな?
でも旧ミクロに思い入れのある人がノスタルジイにひたれる
面白い玩具だとは思いました。
by: いいんちょ@ * 2016/08/02 20:29 * URL [ 編集] | page top↑
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